こんにちは。サービス開発課の内田です。
弊社の「はたらき方」に興味を持っていただき先日見学にお見えになった「株式会社ヴァル研究所」様に、今度は弊社からお伺いしてオフィスを見学させてもらいましたので、前回と同様に簡単ではありますが書いてみました。
あの「駅すぱあと」の会社が ”超特急” でやってきた!! – サーバーワークスエンジニアブログ
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2017/02/27/office-tour-val/
「株式会社ヴァル研究所」様は、元々会社見学を行っていてこれまでもたくさんの見学者が訪れているとのことなので、弊社も数名でお邪魔しました。
株式会社ヴァル研究所
http://www.val.co.jp/
駅すぱあとワールド
https://ekiworld.net/
内容
弊社のオフィス見学とは違い、さすがに数を多くこなしているので見学ルートやメニューが大まかに決められているようです。
見える化
・カンバン
・カイゼン
をキーワードに見学を行っていて、ヴァル研究所様の社内各部門の部屋を回ってホワイトボード
・付箋
・カンバン
を実際に見ながらその部署の方に色々と説明をしていただきました。
時間
今回我々が実際に見学させていただいたのは 16:00にスタートして終了したのは19:30近かったような・・・
後でお聞きしたら、他の会社様も皆様2〜3時間程度の見学時間になるそうです。
見る箇所が多く説明が丁寧なのと、やはり見学すると気になるところも多く出るため質疑応答の時間を含めると長くなると仰ってました。
参加者
今回は私を含めて合計6名でお伺いしました。内訳は営業2名、開発4名でチェックのシャツ着用者が3名という感じでした。
弊社の見学者は今回は私が社内のSlackで募集して興味のある人が来ている感じです。というか、鉄道が好きとか駅すぱあと使ってます!とかいう理由だったようですがw
他の会社様も多いところで8名や、少ないと2名などで見学に来ているそうです。
見学先
今回見せてもらったのは
- 開発部門
- コンテンツ部門
- 新規事業部門
- 販促・広報部門
- 総務部門
という感じでした。
途中で色々質問などに回答してもらったりしたので
予定通りとは行かずに少し駆け足な部分もありましたが、興味のある箇所で柔軟に時間を融通してもらえるのは大変ありがたいですね
実際
当日はヴァル研究所様の1Fにある受付に入ると、丁度新卒向けの会社説明会が開催されていました。そのようなお忙しいなか、会社見学をさせていただき本当にありがとうございました。
まずは、今回の会社見学を始めたキッカケやなぜ続けているのか?と言ったところを見学者である我々全員に説明していただくところからスタートしました。
ソフトウェア開発の中心にあるのは情緒である
https://speakerdeck.com/araitakeshi/sohutoueakai-fa-falsezhong-xin-niarufalsehaqing-xu-dearu
その後は約20年分ぐらいあるであろう時刻表が収められている棚の前で、記念撮影を!
ヴァル研究所といえば「駅すぱあと」なので、この場所が会社の文化やあり方を一番表しているのではないかとのこと。
前述した通り、鉄道好きな人が見学メンバーに居たので大量の時刻表はテンション上がったようでしたw
その後は各部署を実際に回って、その部署の方々にどういった形で取り組んでいるのか?を直接説明してもらいました。
各部署で運用しやすいように工夫やカイゼンがされていて、同じ 見える化
・カンバン
・カイゼン
とは思えないぐらい多種多様でした。
細かく書くと実際にヴァル研究所様を見学する際の楽しみが減ってしまうかも?なので、以下簡単にメモと感想を箇条書に
- 1Fで遊べるゲーム「Ekisbeeeat」が難しい
- もうちょっとゆっくり遊んでみたい
- ゲームみたいな物も作っているのは楽しそうでいい
UnityでWebGLゲームを作ってAWSのS3で公開してみるの回 - Qiita
http://qiita.com/t_ryusuke/items/11ebb7dac543b5ac4c14
- 時刻表の数がすごい
- バスとかマイナーな時刻表があるのを初めて知った
- 席が固定席
- PCがデスクトップ
- 物が多い
- 掃除は大変じゃないのか?
- 各部署にホワイトボードがある
- ボードにはたくさんの付箋が貼られていて可視化と共有をしている
- レイアウトや使い方は部署ごと異なっていた
- バリューストリームマップが便利そう
- 作るのは時間がかかるが得られるものも多い
- 定期的に見直しを行っている
日本のDevOps変革を促進するバリューストリームマッピング:一般記事|gihyo.jp … 技術評論社
http://gihyo.jp/dev/column/01/devops/2017/value-stream-mapping
- 作業的に運用しているわけではなくて、遊び?楽しみが取り入られている
- ベーダー神社やレゴを使った進捗可視化など
- ラーメンや焼肉なんかの文字も見えた
- 現在のカンバンなどの運用は今の最適解を探して試行錯誤した結果
- 今後はたらき方や要求が変われば変化していくはず
- 列車や関係する情報意外とアナログな方法で収集している
- アナログな情報をデジタル化して利用していることに驚いた
- 月に何度もリリースがある
- リリースの近辺はやっぱり忙しい
- 総務や広報の部門もカンバンを利用しているのに驚いた
- ニコニコカレンダーを利用してメンバーの状態も可視化している
ニコニコカレンダー - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC
- 宣伝的なので見た「RODEM」が便利そう
- 同じく宣伝的なので見た「駅すぱモール」では鉄道車両運転体験を買えるらしい
- 運転体験に参加してもリモートで仕事ができるのではないか?w
RODEM
https://ekiworld.net/service/lp/rodem/
駅すぱモール
https://ekispamall.net/
などなど、細かく書いていくとキリがないほどのボリュームでした。長時間の見学で大変お手数かけましたが非常に楽しい時間でした。本当にありがとうございました。
まとめ
見学の後に弊社から参加したメンバーに聞いたところ
- 営業部署を見学できなかったのは残念
- アナログの利点を生かしていて便利そう
- 意識しなくてもいつでも目に入るのはすごく良い
- アナログは物理的に限界があるので、全体を見通したりするの便利
- この限界のおかげで必要以上に無闇に広がらない感じを受ける
- サーバーワークスでやるとしたら、アナログじゃない方法が必要になる
- 駅すぱあとの開発秘話を聞いてみたい
- 30年近く続いている製品なので時代によって苦労も違いそうで気になる
- もっと鉄道の話をしてみたかった
- 達成感を可視化して共有しているのは素敵
などなど、楽しくかつ何か感じて得るものがあったようなのは非常に嬉しいですねー
今回の見学は、サーバーワークスが クラウドワークスタイル(リモートワーク)
・ペーパレス
・フリーアドレス
という現状に対して、ヴァル研究所様は 基本出社勤務
・付箋利用
・固定席
と正反対の現状なので、アプローチの違いを感じてもらうことで色々と考えるキッカケにしてもらい、良い文化を積極的に輸入して活用できたら最高ですねー
さらに見学後にびっくりしたのが、今回我々の見学で 100社目!!
だそうです。
100社とは素晴らしいし、偶然とは言え100社目なのは光栄ですね
株式会社ヴァル研究所 - 【感謝】会社見学ツアー 100社達成記念!... | Facebook
https://www.facebook.com/ValLaboratory.Ekispert/photos/a.905035849595311.1073741828.300779120020990/1238136076285285/?type=3
偶然の100社目と何かとご縁があるので、お互いに会社見学を行いましたし是非この先もヴァル研究所様とご一緒に色々とできたらうれしく思います
とりあえず、近いうちにまた遊びにいきます!
今回は本当にありがとうございました