【必見】大量のセキュリティグループのルールを作成したい時の裏技

記事タイトルとURLをコピーする

こんにちは!サーバーワークスの松井です!

AWSを運用しているとIPアドレスを制限したい時が多くあると思います。

その場合セキュリティグループに大量にCIDRブロックを設定しないといけないですよね。

そんな時に使える大量のセキュリティグループのルールを簡単に設定する方法をみなさんに伝授したいと思います。

CIDRブロックリストを作成

まずAWSのマネジメントコンソールでVPCを選択して、サイドバーよりマネージドプレフィックスリストを選択してください。

f:id:swx-matsui:20210717223348p:plain

選択したらマネージドプレフィックスリストを作成します。

今回作成するCIDRブロックの上限を最大エントリで定義します。

f:id:swx-matsui:20210717221504p:plain

定義したエントリ数までCIDRブロックを指定することができます。

f:id:swx-matsui:20210717221809p:plain

マネージドプレフィックスリストを作成を押すとリストは完成です。

f:id:swx-matsui:20210717221917p:plain

セキュリティグループを作成

次にセキュリティグループを作成します。

以下のようにインバウンドルールのソース選択から先程作ったマネージドプレフィックスリストを選択します。

f:id:swx-matsui:20210717222052p:plain

同じポートのものであれば、マネージドプレフィックスリスト1つを選択するだけでリストに含まれるCIDRブロックをすべて一括で設定することができます。

※注意※

1セキュリティグループあたりのインバウンド・アウトバウンドルールそれぞれの60の上限の制約は受けるのでリストのCIDRブロックのエントリ数は、60以下にする必要があります。

60以上CIDRブロックを指定する際には、マネージドプレフィックスリストとセキュリティグループを分けましょう。

EC2にアタッチ

セキュリティグループを作成したらEC2にアタッチしてみてください。

通常のセキュリティグループの設定同様に接続が可能です。

以上、大量のセキュリティグループのルールを作成したい時の裏技の紹介でした!

それではまた!