【Cloud Automator】独自の休業日などに合わせて柔軟にジョブを制御する「スキップ日付指定」機能がリリースされました!

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本日より、Cloud Automatorのタイマートリガージョブにおいて、「スキップ日付指定」を新たにご利用いただけるようになりました。
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スキップ日付指定とは、特定の日のみ例外的にジョブの実行をスキップさせることができるものです。
従来のタイマートリガーでは実現できなかった次のようなジョブの運用が可能になります。

  • 土日・祝日ではない、店舗独自の休業日にEC2インスタンスを起動ジョブを実行しない

スキップ日付指定 機能で解決できること

Cloud Automatorでジョブを定期的に実行させる場合は、タイマートリガーを使って、

  • 毎週:月〜金曜日の 09:00、ただし祝日は除く
  • 毎月:10日の 09:00

といった条件を設定できます。

しかし、一般的な日本のカレンダーとは異なる、店舗や事業所独自の休業日については「例外的にジョブを実行しない」ことが難しいケースがありました。
今回リリースした「スキップ日付指定」は、そのような課題を解決することを目的としています。

既存のタイマートリガージョブ、もしくは新しく作成するタイマートリガージョブに対して、例外的に実行しない日付として「スキップ日付」が指定できます。
例えば、「基本的には毎日朝9時に実行したいジョブだけれど、特別に5/28と6/4には実行させたくない」という場合は、以下の画像のように設定を行います。
タイマートリガーの設定画面。毎週を選択、曜日をすべてチェック、実行日時を選択。 タイマートリガーの例外条件設定。実行しない日付を設定。

日付の書式はYYYY-MM-DDです。
日付が複数になる場合は、改行で区切って入力します。

注意事項

  • 1つのジョブに設定できるスキップ日付は最大で50件までです。
  • 1つのジョブに同じ日付を複数設定することはできません。すべて異なる日付である必要があります。
  • タイマートリガーの条件が「一度きり」設定の場合は、スキップ日付を指定できません。

より詳細な情報についてはマニュアルをご確認ください。

おわりに

今後のリリース計画は開発ロードマップにて公開しております。
これからも Cloud Automator をよろしくお願いいたします。

Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。

丸山 礼 (記事一覧)

サービス開発課でCloud Automatorを開発しています。