DBインスタンスクラスを変更する機能が、Cloud Automator に追加されました。

概要
Cloud Automatorでは既にRDSのリソースを操作するアクションが多数用意されておりますが、DBインスタンスクラスを変更する操作には対応しておりませんでした。
そのため、DBインスタンスクラスの変更を定期的に、または任意のタイミングで行いたい場合
- AWS マネージメントコンソールで手動操作する
- 内製スクリプトで作り込む
などの方法で実現する必要がありました。
これらの方法では知識習得などの学習コストや、エラーを考慮した設計ができるエンジニアが必要となりますし、担当者の運用負荷が高くなってしまうという課題がありました。
「RDS: DBインスタンスクラスを変更」アクションで解決できること
このような背景をふまえ、Cloud AutomatorではRDSのDBインスタンスクラスを変更するアクションを新たに提供開始します。
本アクションをご利用いただくことで、DBインスタンスクラスを変更する操作の自動化を簡単に実現でき、夜間など利用者が少ない時間帯のDBインスタンスを稼働させるコストを削減することが出来ます。
ご利用方法
- Cloud Automator のジョブ作成画面のアクション選択フォームにおいて「RDS: DBインスタンスクラスを変更」アクションを選択してください。
- アクションのパラメーターを入力する画面において、パラメーターを設定ください。
アクションのマニュアルを用意しておりますのでこちらもご参考ください。
おわりに
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからもCloud Automatorをよろしくお願いいたします。
Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。