【AWSアプデ 06/24】AWS Lambda から Amazon Elastic File System にアクセスする機能が大阪リージョンに登場 他9件【#毎日AWS #224】

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はじめに

今回は、 06/24のアップデートについて紹介していきます。
こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。


■ Youtube での配信

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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 06/24、10件のアップデートがありました。

アップデート内容

AWS Lambda から Amazon Elastic File System にアクセスする機能が大阪リージョンに登場

大阪リージョンの AWS Lambda が  Amazon EFS に接続できるようになりました。

■ メリット

  • Lambda を使ったワークロードの幅が広がります。
    具体的には複数のLambda 関数でデータを簡単に共有したり、lambdaの/tmp以下に保存出来ないファイルを操作したり、関数の出力結果をそのまま保存したり出来ます。
  • またEFS を使うことで データの一貫性を保つことができます。
    EFS へのアクセスが提供される前、Lambda と組み合わせて使うストレージサービスとしては、S3 バケットを使うことが一番多かったのですが、S3は結果整合性のため、Lambda が古いデータを取得してしまう可能性がございました。
    一方EFSは、強力な書き込み後の読み取り整合性があるので、Lambda は常に最新のデータを取得できます。

東京リージョンでもこの機能を使っていた方多いと思うので、今回のアップデートはかなりうれしいアップデートなのではと思います。

以前東京リージョンでこちらの機能がでたときに、弊社の社員が書いたブログリンクを概要欄に貼っておくので、よければ合わせて確認してみてください! https://blog.serverworks.co.jp/tech/2020/06/22/aws-lambda-support-for-amazon-elastic-file-system-now-generally/

AWS Outposts が大阪リージョンに登場

■ AWS Outposts とは

  • データセンターやオンプレミス環境でAWSサービスを実行できるサービス
  • 現在対応しているサービスは EC2, S3, RDSなど多岐に渡ります。
  • Outpostsを使うことで、
    ①オンプレミス環境とクラウド環境で一貫した開発・運用を行うことができたり
    ②オンプレミスに残しておく必要のあるデータもAWSサービスで処理できたりします

参考: https://aws.amazon.com/outposts/

今回のアップデートでは、大阪リージョンで AWS Outposts がサポートされ、オンプレミスから大阪リージョンに接続ができるようになりました。

■ メリット

  • 東京リージョンより、大阪リージョンの方がOutpost 実行場所と物理的距離が近い場合、より低遅延でワークロードを実施できます。
  • 接続先リージョンが増えたことでシステムの可用性も向上しました。

大阪リージョンへ接続先が増えたことで、既存のOutpost ご利用者の方にもメリットがあるアップデートとなっています。

Amazon RDS for Oracleで r5インスタンスクラスのvCPU数を調整できるように

RDS for Oracle で r5インスタンスクラスのvCPU数を調整できるようになりました。

r5 インスタンスクラスを選んだ時に追加の設定を入れられるようになり、そこで「vCPU数」や「1スレッドあたりのvCPU数」を調整できます。

■ メリット

  • 開発者はワークロードに合わせてコンピューティングとライセンス費用を削減することができます。

■ リージョン

  • 東京リージョン/大阪リージョンでもこちらの機能をお使いいただけます。

AWS Managed Services がセルフサービスレポートを提供開始

運用管理をAWSが行ってくれるAWS Managed Services においてセルフサービスの提供が開始されました。

セルフサービスレポートは、主要な運用指標をピックアップしたレポートであり、大きく3つに分かれます。

  • 毎日のパッチレポート
  • 毎日のバックアップレポート
  • 月次請求レポート

これらのレポートはアカウント内のS3バケットに保存されます。

いままでもオンリクエストレポートと呼ばれる、ユーザからのリクエストベースによるレポート機能があったのですが、
今回のセルフサービスレポートは、ユーザからのリクエストに限らず、定期的にレポートが生成される点が異なります。

■ メリット

  • セルフサービスレポートから、日々のマネージドサービスの運用状況を把握しやすくなります。

■ 注意点

セルフサービスレポートのデータは、レポートごとにデータ保持期間が異なります。

AWSサービスの運用効率をあげるためにこちらの機能の有効化をぜひ検討してみてください

(Tips)AWS Managed Services のリスト https://docs.aws.amazon.com/managedservices/latest/ams-intro/ams-sd.html#supported-services

その他のアップデート

以上10件、06/24のアップデートでした。

最後に

過去の放送やSNSもやっているのでフォローしていただけると嬉しいです!

また来週!


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https://www.youtube.com/playlist?list=PLCRz5JqTKzfmHYSSSQhs2Y-qPFU201s3p

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