【AWSアプデ 6/18】AWS Step FunctionsにてWorkflow Studioが使用可能に【#毎日AWS #222】

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はじめに

こんにちは!サーバーワークスの古川です。 今回は、 6/18のアップデートについて紹介していきます。

こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。


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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 6/18 、1件のアップデートを紹介します。

アップデート内容

①AWS Step FunctionsにてWorkflow Studioが使用可能に

AWS Step Functions は、サーバーレスオーケストレーションサービスで、AWS Lambdaや他の AWS サービスを組み合わせて、アプリケーションの一連のワークフロー、いわゆるステートマシンを構築することができます。

従来、Step Functionsでステートマシンを構築するには、Amazon State Langage(通称ASL)と呼ばれるJSONベースの言語を使用し、定義する必要がありました。

このASLでは、ステートと呼ばれるステートマシンの1つ1つのタスクや挙動を定義しております。

例えば、一つのタスクとして事前に用意したLambda関数を設定したり、並列処理や条件分岐、処理の一時停止などを設定することができます。

今回のアップデートにより、ASLを作成しなくても簡単にステートマシンを作成できるWorkflow Studioが発表されました。

使用方法は、まずAWSマネージメントコンソール画面から、Step Functionsのステートマシン作成画面へ遷移します。

ステートマシン作成画面へ遷移すると、「作成方法を選択」という項目にて「ワークフローを視覚的に設計」という選択肢が増えておりますので、それを選択します。

すると、ヴィジュアルエディター画面が表示されるので、あとは設定したいAWSリソースやフローをドラック&ドロップするだけで、簡単にステートマシンが作れてしまいます。めちゃくちゃ便利ですね。

しかも、ステートマシンからASLを作成できるので、ボイラープレートとしてチーム内で共有することもできます。

Step Functionsを使ったことない人は、まずASLの書き方からキャッチアップする必要がありましたが Workflow Studioを使用すれば敷居が下がりますね。

Step Functionsを使ったことない人も普段から使用されている方もぜひ試してみてください。

以上1件、6/18のアップデートでした。

引き続き、毎日AWSではアップデート情報をお届けします。 応援よろしくお願いします。


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古川敏光 (執筆記事の一覧)

アプリケーションサービス部・ディべロップメント課

AWSによるサーバレス開発をメインに日々研鑽しております。 最近ハマっている趣味はサーフィンです。