【AWSアプデ 06/10】AWS Proton が一般提供開始し、さらに追加の新機能を発表他1件【#毎日AWS #215】

はじめに

今回は、 06/10のアップデートについて紹介していきます。
こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。

■ Youtube での配信

Apple Podcast や Spotifyなど、各種配信サービスにて「サーバーワークス」で検索！

では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 06/10、2件のアップデートがありました。

今回のアップデート大きく2つに分かれています。

まず一つ目、AWS Proton が一般提供開始しました

Proton はコンテナおよびサーバーレスアプリケーションをコードベースでデプロイ出来るサービスです。

最大の特徴は、大きく2つの面に分かれている点です。
①インフラ環境の準備と ②アプリケーションデプロイに分かれます。

これはProton がインフラレイヤーとアプリレイヤーの開発担当が別々であるケースを想定して利用されるサービスのためです。

より具体的に流れを説明しますと、

■ Proton テンプレートとは

環境テンプレートとサービステンプレートの2種類からなる。
環境テンプレートはサービスを動かす土台となるインフラストラクチャ
サービステンプレートはサービスをデプロイするために必要なインフラストラクチャを指す。 ex) 環境テンプレート→VPC関連リソースなど, サービステンプレート→Code系リソースなど

■ メリット

■ 利用料

※ デプロイしたリソースには利用料が発生します。

■ リージョン

続いて2つ目、Proton に 2つの新機能が登場しました。

① マルチアカウントインフラストラクチャに対応しました。
開発者は、同じ環境テンプレートのインフラ環境を複数のAWSアカウントで利用できるようになりました。

② Proton API で IAM 条件キーをサポートしました。 Proton API へのより柔軟なアクセス制御が可能となります。

毎日AWS でも何回か取り上げた Proton がついにリリースしました!
効率よくサービス開発が行えるようになるので、ぜひ利用してみてください!

AWS Systems Manager Quick Setup (以下Quick Setup)に関するアップデートです。

■ AWS Systems Manager Quick Setup とは

今回のアップデートでは、Quick Setup が Amazon EFS クライアントのセットアップに対応しました。

ポイントは大きく2つ。

わずか数クリックで指定した EC2 インスタンスに EFS クライアントを設定できるようになりました。
AWS Organization 下のすべてのアカウントとリージョンに一括でインストールすることも可能です。
Quick Setup は、EFS クライアントのバージョン自動更新もサポートしています。

上記の処理は SSM Distributer の機能が利用されています。

■ メリット