こんにちは。DevOpsが好きなアプリケーションサービス部の兼安です。
本記事はAWS Summit Japan 2024のレポート記事です。
少し遅れてしまいましたがよろしくお願いします。
- AWS Summit Japanとは
- 気になったセッションについて
- 全体を通じで感じたこと
- 今回を機会に気になり始めたAmazon Q
- 2024 Japan AWS Top Engineers (Database) に選出していただきました
AWS Summit Japanとは
AWS Summit Japanとは、日本最大のAWSを学ぶイベントです。
多数のセッション(=講演)と企業ブースがあります。
会場は幕張メッセ、めちゃめちゃ広いです。
私、幕張メッセ自体が初めてなのでその広さに驚きました。
私は市外局番が5桁の僻地出身なので面食らうばかりです。
1日目・2日目ともに訪れたのですが、それぞれ1万5千歩ぐらい歩いていました。
毎日ジムに通って足を鍛えておいてよかったです。
最寄りの駅の海浜幕張駅に着いたら、駅構内にモニタリングサービスの広告が大きく掲げられていました。
この時期だけの広告だったのかはわかりませんが、なるほどこのような広告を出すに値するほどエンジニアが集まる場所なのですね。
会場に入ったらIndustryとDeveloperの看板が左右に動いていました。
(画像では伝わりませんが・・・)
吊るしてる線とか見えなかったのですがあれどうなっているんでしょうか?
なんだかアクションゲームの動く足場のようです。
気になったセッションについて
私はこんな感じでセッションの予約をしていました。
いやー、詰め込みすぎましたね。
会場がめちゃめちゃ広いのでルーム同士も結構離れています。
セッションとセッションの間が20分しかない場合、普通に間に合わないこともありました。
初めての参加だったので勝手がわかっていなかったです。
セッション以外に企業ブースもありますので、そちらを見る時間ももっと確保すべきでした。
セッションはオンデマンド配信を利用して見ることもできるので、次回はもう少し余裕を持って予約しようと思います。
私はDevOpsが好きですが、データベースの話も好きなので、聴講した中でも以下のセッションが印象深かったです。
Amazon Neptune Analytics と生成 AI 活用
ご登壇
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 木村 達也 氏
概要
- グラフデータベースの基礎
- Amazon Neptune の概要
- Amazon Neptune Analytics の概要
グラフデータベース自体が難解なので、基礎から丁寧に説明していただけたのが嬉しかったです。
Amazon Aurora の技術とイノベーションDeep dive
ご登壇
アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社 塚本 真理 氏
概要
- Amazon Auroraの機能のおさらい
- Amazon Auroraの新機能の紹介
最近ベクトル検索に触れる機会を得たので、pgvectorの話を聞いてまさかAuroraでも使えるのかと驚きました。
再確認できたこと、初めて知ったこと両方あり、ありがたかったです。
なお、各セッションの席では座布団が用意されています。
お尻にやさしい世界観です。
全体を通じで感じたこと
各セッションを聞いた上で、企業ブースもたくさん回らせていただきました。
- 世界はいよいよ先が見通せない時代に向かっている
- 膨大なデータをAIで安全に活用する必要がある
- 難しいことは一緒にやっていこう(=伴走・DevOps)
あくまで私の主観ですが、全体的な会場の雰囲気としてこのようなメッセージを感じました。
そんな空気を各企業の方々が自分たちの切り口でアピールしているようで大変勉強になりました。
今回を機会に気になり始めたAmazon Q
AWS Summitの中で、Amazon Q Businessの日本語版が東京リージョンに登場することが発表されました。
Amazon Q Businessの日本語版が東京リージョンに登場します! pic.twitter.com/noWxeWJNH3
— AWS公式☁️アマゾン ウェブ サービス ジャパン/クラウドサービス (@awscloud_jp) 2024年6月20日
これを機会に、Amazon Q Developerの方に改めて興味が湧いています。
生成AIは開発プロセスの改善に寄与することを実感しています。
一方で、現場により使える生成AIサービスの選択肢が変わってしまうこともわかってきました。
改善のための選択肢として、Amazon Q Developerを考えてみようと思います。
Amazon Q DeveloperはProだとIAMアイデンティティセンターが必要になります。
今後、ここを踏まえて導入の道筋を考えていきたいと思います。
2024 Japan AWS Top Engineers (Database) に選出していただきました
今回最大の思い出です。
2024 Japan AWS Top Engineers (Database) に選出していただきました。
私は昨年度Amazon Timestreamを中心にブログの寄稿や登壇をしていたので、それらを評価していただいたのかなと思っています。
驚きと共に嬉しいです。
案件の機会、発信の機会をいただいた皆様と、発信内容を見ていただいた方に感謝申し上げます。
今後はいただいた賞に恥じないよう、より一層の努力をしていきます。
ありがとうございました。
兼安 聡(執筆記事の一覧)
アプリケーションサービス部 DS3課所属
2024 Japan AWS Top Engineers (Database)
2024 Japan AWS All Certifications Engineers
Certified ScrumMaster
PMP
広島在住です。今日も明日も修行中です。