開発未経験者がANGEL Dojoに参加して得たものとは!ANGEL Dojoを振り返る

記事タイトルとURLをコピーする

CI部の古川(智)です。
今年の6月から8月にかけてAWS Japanが開催するANGEL Dojoに混合チーム(クラスメソッド株式会社&株式会社サーバーワークス)として参加し、ANGEL賞とベストアーキテクチャ賞をW受賞しました!

新卒2年目エンジニアがANGEL Dojoに参加して何を学び、何を得たのか書いていこうと思います。

はじめに

ANGEL Dojoとは

実践型ものづくりトレーニング企画

です!!4~6人程でチームを組み、実際にサービスの企画・設計・開発をしていきます。

3ヵ月間を通して以下のことを体験できる企画です◎

  • 擬似プロジェクトを通じたアジャイル、DevOps、モダンなアプリケーション開発などのクラウドネイティブな手法

  • 様々なInnovationを作ってきたAmazonの文化と考え方

混合チームで作ったもの

プレゼン練習サービス「リハする」を開発しました。 f:id:swx-tomoe-furukawa:20211129160617p:plain

商談やプレゼンの練習動画に対してAIが表情と話し方を分析し、アドバイスを提供するサービスです!

「Amazon Rekognition Video」でユーザーの表情を分析、「Amazon Transcribe」で文字数をカウントし話すスピードを計測します。

ブログ用に少々編集した最終発表資料を載せます↓

ANGEL Dojoに参加して得たもの

ユーザー視点と技術的な知識

これはもう言わずもがなという感じですね。

  • ユーザー視点

ANGEL Dojoでは最初に、Amazon流ものづくり「Working Backwards」を学びます。「Working Backwards」とは、サービスをお客様を起点で考えていくための方法です。

この学びを経たうえで、企画・開発フェーズへと進んでいきます。

この「Working Backwards」の学びのおかげで、常に「ユーザーはどう思うか?」を考える癖がつき、チームメンバーとの話し合いでは「ユーザー視点」を軸にして議論ができるようになっていました。

  • 技術的な知識

ANGEL Dojo期間中にはAWS Japanによる講義も用意されています。

セキュリティ関連AWSサービスを紹介する初心者向けの講義から、SDKを使ったハンズオンの講義まで幅広く、サービスを開発するうえで必要となる知識を学ぶことができます。

使ったことのあるサービスだとしても、なんとなく分かった気になっていることが多いので、改めて学ぶことができて良かったです。

また、実際に開発をする中で自分に足りない知識が大量ーーーーーーーーに出てくるので(個人差はありますが!笑)、それを自習で学んでいくだけでも技術的な知識が着々と蓄積されていました。

エンジニアとして何に興味があるのかが分かってきた

インフラの構築しかやったことがない、プログラミングはProgateで学んだくらい。

というレベルで参加していたため、ANGEL Dojoでやったことのほとんどが初めての経験でした。

今まで触れたことのないAWSサービスを実際に使ってみたり、フロントエンド開発に挑戦してみたり(難しくて途中で挫折しました😇)、Pythonでコードを書いたり、Serverless Frameworkでバックエンドを開発したり。

こんな感じで多くのことを経験していくうちに「エンジニアとして何に面白みを感じるのか」がなんとなく分かってきた気がしています。

これがANGEL Dojoに出て得たことの中で一番大きいです。

今まで先輩から「何がやりたいの?」と問われてもうまく回答できなかったのですが、今では「これがやりたい!」と言えるものが見つかりました。とても嬉しいです。

さらに!自分にとっての面白みポイントが分かったことにより目指したいエンジニア像も固まりました◎

目標ができると働くモチベーションが上がるので最高です。

おわりに

AWS Japanの方々・メンターさん・チームメンバーに助けられ、何とか完遂できた3ヵ月間でした。

チームメンバーの行武さんもANGEL Dojo振り返りブログを書いているので、併せてどうぞ。

blog.serverworks.co.jp

古川智絵 (執筆記事の一覧)

2020年新卒入社 技術課(SRE1課)に所属 好きな食べ物はみそ汁