re:Invent2023 英語力不安な40歳超日本人がワークショップで大満足だった話

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こんにちは、Enterprise Cloud部 技術1課 宮形 です。re:Invent2023 現地でBLOG執筆させていただいております。

私は re:Invent は初体験であり、また41歳にして海外渡航歴も殆どなく、正直に英語がまったく出来ずでの参加でしたので、英語圏でのカンファレンス参加にとても不安を感じていました。そんな私ですが、仲間達に「re:Invent のワークショップお勧めですよ!」と推薦いただき勇気を出して受験してきましたので、現地レポートとして本BLOGにてご紹介させていただきます。

結論

ワークショップを受けての感想として「ワークショップお勧めすよ!」は本当でした!英語のリスニングが出来てなくとも問題なく挑戦できます!理由としては下記になります。

  • AWS提供の「Workshop Studio」が優れている
  • 基本は資料ベースで進むので、英語リスニングは開始と終了の合図だけわかればOK
  • 資料の翻訳は Chrome 等の翻訳ツールにお任せできる
  • 使い慣れた AWSマネジメントコンソール GUI の利用が中心

ワークショップ風景や環境・ツールのご紹介

re:Invent では200を超えるセッションが各会場で行なわれており、そのなかでAWS講師から出題されるシナリオをそってPC上で実技演習を行えるものをワークショップ(WorkShop)と分類しています。こちらは私が受けたワークショップの風景になります。

ひとつのテーブルに4~5人が座って、自分のラップトップPCのブラウザ上操作のみで行います。PCは Windows でも Mac でもよく、会場提供の無料Wifiにつなげられるのでインターネットも利用可能です。

こちらの画面ショットが「Workshop Studio」になります。(画面右)ご覧の通り、誰がみても明快な文章と画面ショットがついた手順書のようになっています。時々コマンド入力もありますが、コピー&ペースト機能があるので手打ちも不要です。英語表記になりますが、私はブラウザの翻訳ツールで日本語化して進めました。シンプルな英語文法なので、翻訳精度も高く、ほぼ不都合なく進行できました。

PCデスクトップに操作するAWSマネジメントコンソールと Workshop Studio を並べて操作するとスムーズです。お持ちのラップトップPCが小さい方は、仮想デスクトップ切替等ご利用されるとよいと思います。

自分的な攻略法

自分的なワークショップの攻略法を列記してみました。

  • わからない事やトラブルになった場合は迷わず挙手する。トレーナーの方は優秀なエンジニアなのでしょう。画面だけ見てもらえれば大体のことは伝わりますし、英語で解説になりますが丁寧に「手順書のここを見てごらん」と指さしながらゆっくり説明してくださるので殆どのことが解決できました。
  • 手順書に解説もあるので、時間許す限り読込する。ただ手順トレースしただけよりも、身につくスキル密度が全く違うという感触でした。
  • 使い慣れたマウスは持ち込んだ方がよかったです。作業効率が格段違います。
  • 1回目は自分が好きなAWSサービスのワークショップを受けて自信をつける。最後にそのAWSサービスのステッカーがもらえるので、ラップトップPCに張り付ければ自分プロデュースに利用可能(笑)
  • 慣れたと思ったら2回目以降では普段触れたことのないAWSサービスのワークショップを受けて、自分のスキルを広めるようにする。

こちらは私が受けた Storage Gateway のステッカーになります。

まとめ

re:Inventのワークショップへ参加することで、自分的には以下の成果が得られたと思いました。

  • 英語圏エンジニアとのQAを行う経験
    • 使い慣れた日本語で質問する以上に事象整理、絞り込み、言語化を意識する必要がありました
    • 上手く質問できなくとも講師の方はくみ取ってくれますので躊躇は不要
  • 普段触ることのないAWSサービスの取っ掛かりとなる基礎スキル
    • Workshop Studio の解説はうまく端的にまとまっており最初に抑えるべきポイントを習得できた

本BLOGは re:Invent 2023 3日目に記載しております。re:Inventの現地熱量を感じながらワークショップを行う経験は、ここでしか絶対できない事ですし、なにより英語だけの課題を完遂できたという大きな自信に繋がりモチベーション向上感が凄いので是非お勧めです。残り開催日でこれからワークショップに挑戦しようか迷われている方や、来年調整してみたいという方の参考になれば幸いです。

宮形純平(執筆記事の一覧)

エンタープライズクラウド部 ソリューションアーキテクト1課

好きなお酒は缶チューハイと本格焼酎