こんにちは!エンタープライズクラウド部技術2課の日高です。
Interop Tokyo 2023の2日目に参加してきたので、簡単にですが参加した感想について発信したいと思います。
はじめに
突然ですが、自己紹介をさせていただきます。
私の経歴としては、大学時代は農学部で主に「豚」について学んでおり、IT未経験の状態でサーバーワークスに2022年に新卒入社しました。
そんな私が、インターネットテクノロジーのイベントであるInterop Tokyo 2023に参加した感想を今回お伝えさせてもらいます。
ですので、私と同じような経歴の方で「まだITに詳しくないから行くの悩んでいる」「行くのにしり込みしている」といった方に向けて本ブログを書いていこうかと思います。
Interop Tokyo 2023とは
Interop Tokyoは、日本では1994年から開催されているインターネットテクノロジーのイベントです。
噛み砕いてい書くと、最新のネットワーク機器等が展示される展示会です。
幕張メッセで開催されており、2023年は6月14日(水)~16日(金)の3日間開催されています。
最新のネットワーク機器の動向やビジネス活用のトレンドをいち早く体感すべく、Interop Tokyo 2023の2日目(6月15日)に参加してきました。
※詳しくは以下をご覧ください。
会場の様子
こちらの写真は開場した10:00頃にとった写真になります。
まだ開場したばかりだったので写真は人が少ないように見えますが、かなり混雑していた印象です。
またブースの近くを歩いていると色々な企業の方が声がけをしてくださり、色々なお話を聞くことができました。
ノベルティとかも色々もらえました.......(こんなにもらっていいのかと感じました。)
参加したセッション・展示の感想
私が見た中で印象に残っているのが下記2つになります。
AWSでの生成系AI (Generative AI) と日本のDXでの活用
こちらは、AWSJ様のパブリックセクター技術統括本部 統括本部長 /プリンシパルソリューションアーキテクトの瀧澤 与一氏のセッションになります。
生成系AIが現在色々な場面で浸透してきつつありますが、データのセキュリティや管理、データを処理するコンピューティングリソースはどうしていくかなど生成系AIを活用していく上での課題を知れました。
また、その課題をAWSでどうやって解決していけばいいのか等もセッションで話されていました。
特に興味深かったのが、Amazon Kendraを利用したGenerative AI アプリケーションの構築です。
セッションの写真は撮ることが禁止されていたので、セッションでの説明に利用されている画像を探していたところ以下のブログを見つけることができました。
実際にセッションで瀧澤 与一氏が説明されていたのも上記のブログの構成図を利用されていました。
セッションでの内容としては、AIサービスをビジネスで利用する際に、間違った答えが返ってくるのを防ぎたいという要望がある場合上記の構成でそれが解決できる可能性があると説明がありました。
Amazon Kendra は、機械学習 (ML) を利用したインテリジェント検索サービスになっていて、データソースに社内で情報を管理しているConfluenceなどを指定できます。
上記の構成では、Generative AI アプリケーションにユーザーが問い合わせると、その問い合わせた内容に対してAmazon Kendraが検索をして情報を抜き出し、言語基盤モデルによりテキスト要約をしてユーザーに返すという挙動をします。
このように、データソースに信頼性の高い社内の情報置き場を指定することで、間違った答えが返ってくる可能性を少なくするというものです。
素直にこのような使い方ができるのかと勉強になりました。
ShowNet
ShowNetとは、Interop Tokyoで開催されている会場内にネットワークを構築するといったプロジェクトのことです。
会場内に構築されるネットワークは、出展社から提供された製品・サービスと、トップエンジニア達が幕張メッセに集結して構築されています。
幕張メッセの会場全体を実際にインターネットに接続していて、各種の相互接続実証やチャレンジを実施するという巨大プロジェクトです。
上記の画像のように、実際にオンプレミスの機器をまじかで確認することができました。
このように、オンプレミスの機器を目の前で見れて、「このように構成されているのか!」「実際はこんな大きさなのか!」といったことが分かりました。
まとめ
簡単にですがInterop Tokyo 2023に参加して感じた内容を書かせてもらいました。
実際に参加してみると活気がすごかったです。
また、会場にいる方々に普段聞けないような貴重な話をしていただきとても勉強になると同時に楽しかったです!
日高 僚太(執筆記事の一覧)
2024 Japan AWS Jr. Champions / 2024 Japan AWS All Certifications Engineers
EC部クラウドコンサルティング課所属。2022年IT未経験でSWXへ新卒入社。
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