本日から EC2: インスタンスでコマンドを実行 アクションで「実行コマンドの終了ステータスチェックオプション」が利用可能になりました。
実行コマンドの終了ステータスチェックオプションについて
これまでの「EC2: インスタンスでコマンドを実行」アクションは、SendCommand API リクエストが成功したかどうかだけでジョブの成功/失敗を判断しておりました。
本日リリースされました「実行コマンドの終了ステータスチェックオプション」を利用することで、SendCommand API をリクエストした後の EC2 インスタンス内で実行されたコマンドの終了ステータスによってジョブの成功/失敗を判断することが可能になりました。
※ 終了ステータスをチェックする場合、実行するコマンドが終了ステータス (コマンドの成否を表す数値) を返すようになっている必要があります。
コマンドの実行終了ステータスチェックオプションの設定方法
ジョブ作成・編集画面の「コマンド実行におけるオプション」項目にて設定可能です。
なお、このオプションを有効化する場合は ListCommandInvocations 権限を AWS アカウントに追加する必要がございますのでご注意ください。
このオプションを有効化する場合、「コマンド実行のタイムアウト秒数」が設定可能になります。
「インスタンス接続のタイムアウト秒数」+「コマンド実行のタイムアウト秒数」を合計した秒数がステータスチェックする時間となります (上記画像の場合 330 秒)
終わりに
今後のリリース計画については、ロードマップページにて公開しております。
これからも Cloud Automator をよろしくお願いいたします。
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