Cloud Automator のユーザー、タイマートリガージョブに、タイムゾーンを設定することができるようになりました。
これまでCloud Automatorで表示・設定できる日時は日本時間(JST)のみでしたが、今後は個別に設定することで、日本時間以外のタイムゾーンでの表示やタイマートリガーの設定を行うことができます。
これにより、海外のAWSリージョンに存在するリソースや、海外で働く方が利用するリソースを扱う場合に、より直感的に作成・管理できるようになりました。
タイマートリガージョブのタイムゾーン設定
タイマートリガーは指定した日時にアクションを実行させることができるトリガーです。
これまでは、日本時間(JST)でしか日時を設定することができませんでした。
今後はジョブ作成・編集画面でタイムゾーンを選択することで、日本時間(JST)以外のタイムゾーンで日時を設定することが可能になります。
例えば、画像のようにタイムゾーンにPacific Timeを選択した場合、Pacific Time (GMT-08:00) の 10月16日0時00分にジョブが実行されます。
ユーザーのタイムゾーン設定
ユーザーのタイムゾーンを選択することも可能になりました。
ユーザーのタイムゾーンを設定すると、Cloud Automatorで表示される日時情報が、設定されたタイムゾーンを反映したものになります。
*ただし、タイマートリガージョブの次回実行日時は例外的にジョブのタイムゾーンを反映したものが表示されます。
タイムゾーン設定方法
Cloud Automator のトップページ右上の「アカウント設定」メニューから設定ページに移動し、タイムゾーンの変更を行うことができます。
組織のユーザーのタイムゾーン設定方法
組織の管理者権限、またはオーナー権限をお持ちの場合、ユーザー一覧ページの編集ボタンから、組織に所属している他のユーザーのタイムゾーンを設定することもできます。
終わりに
今後のリリース計画については、
ロードマップページにて公開しております。
これからも Cloud Automator をよろしくお願いいたします。
Cloud Automator(クラウドオートメーター)とは、ノンプログラミングでAWS運用を自動化し、AWSの利用を最大限に引き出すサービスです。バックアップや災害対策、AWS費用の削減を実現する「ジョブ」と、AWSがガイドライン通りに運用されていることを継続的に確認する「構成レビュー」という2つの機能をご提供しております。