こんにちは。ラスベガスのre:Invent会場でようやく電源を確保できた、技術4課の永田です。
さて、お次は新サービスのAWS Pollyでブログを読ませる方法のご紹介です。
急遽、Pollyハンズオンに参加してみた
会場の様子は、こんな感じです。
Pollyをはじめとする新サービスのセッションは、午前のキーノートでの発表後、いきなり公開されます。
当WorkShopは、早速新サービスを体験したい世界中のエンジニアで満席です!
※下の赤丸は、re:InventでAWS認定資格5冠パーカを貰い損ねたサーバーワークス技術二課課長
つくるもの
- CloudWatchに登録されたスケジュールトリガー(5分間隔)が、Lambdaファンクションを起動します。
- Lambdaファンクションが、予め指定されたブログのRSSフィードを確認します。
- Lambdaファンクションは、ブログURLからコンテンツ(記事文章)を取得します。
- Lambdaファンクションは、Amazon Pollyに、取得したコンテンツ(記事文章)を渡します。
- Lambdaファンクションが、mp3に変換された音声データを取得します。
- Lambdaファンクションが、音声データをS3に格納します。
先にお伝えしておきますと、
をREADMEに沿って実施するだけですw
ただし、今回は、よりお手軽にPollyを体験いただくため、上記1のトリガー設定を省き、Lambdaを手動起動させてみます。
当ブログ記事と上記READMEも参考にしながら、進めてください。
では、やってみましょう〜。
(1)PollyサンプルLambdaモジュールをダウンロード・解凍する
から、zipを取得します。
gitと聞いてウッとなる方は、以下のようにブラウザからzipとしてダウンロード可能です。
ダウンロードしたzipは、適当なディレクトリに解凍しておきます。
AWSマネジメントコンソールにログインし、音声ファイルを生成するS3バケットを用意します。
今回の例では、「polly-handson-nagaaki46」としています。
既に取得されたバケット名は設定できないので、世界で自分だけと思われるバケット名を用意ください。
(3)Lambdaファンクションを作成する
(3-1)Lambdaファンクションをuploadする
下記のパラメータを指定し、
(0)でダウンロード、解凍したファイルからdist/packeage.zipをcodeとして指定します。
(3-2)Lambda用IAM Roleを作成する
Lambda実行用のIAM Roleを新規に作成します。
(4)テストを兼ねて手動で起動する
Testボタンを押下し、Lambdaを起動させます、
その際
{ "rss": "http://feeds.feedburner.com/AmazonWebServicesBlog", "bucket": "YOUR_BUCKET_NAME" }
をテストのパラメータとして利用します。
(5)音声ファイルを再生して、ドヤ顔する
(2)で用意したS3バケットを覗いてみましょう。
AWSブログ一覧の音声ファイルが生成されていれば成功です。
適当にmp3ファイルを選択ダウンロードし、ドヤ顔で再生してみてください。
いかがでしたか。
それでは皆さん、新しいAWSのサービスを満喫しましょう〜。