【re:Invent 2016 発表】 AWS Personal Health Dashboard

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カスタマーサポート課の伊藤です。
re:Invent 2016 で新サービスAWS Personal Health Dashboardが発表されました。
これまでも、AWS Service Health Dashboardはありましたが、サービスやリージョンが拡大した現在ではなかなか自分に関係のあるサービスの状態がわかりにくなっていました。

Personal Health Dashboardにより、自分の利用しているリソースのメンテナンス予定や障害状況を的確に把握できるようになります。
公式アナウンスは、AWS Blogをご参照下さい。
この記事では、実際の見方をご紹介していきます。

Personal Health Dashboardは特別な設定は必要なく、既に利用可能になっています。
メニューバーのアカウント名の隣にある🔔マークをクリックします。
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🔔マークをクリックするとアラート一覧が表示されます
アラート内容をクリックすることで、Personal Health Dashboardに遷移します。2016-12-02_11h23_25

Personal Health Dashboardでは、実際のアラート内容を見ることができます。
この際、フィルターを利用することで、リージョンやサービスを限定して内容を確認することも可能です。
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イベントログを選択すると、過去の通知を確認することも出来ます。2016-12-02_11h26_23

イベントを選択すると、AWSの障害やメンテナンスの詳細を確認する事ができます。

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さらに、[影響を受けるリソース]タブを確認することで、自分が利用しているリソースで具体的にどのリソースが影響を受けるのか、受けているのかを確認することができます。2016-12-02_11h27_03

まとめ

Personal Health Dashboardを使うことで、メンテナンスやAWSインフラの障害、そして自分たちのサービスへの影響範囲を即座に確認することが出来るようになりました。
システム障害を検知、復旧するための監視運用サービスは重要ですが、合わせて、 新しいPersonal Health Dashboardを是非活用してみてください。
サービスの運用監視サービスは、サーバーワークス、Sky365の運用代行サービスを是非ご利用ください。