こんにちは、テクニカルサポート課の 佐藤 光晃です。
本ブログは Oracle 社の SQL Developer を使って、オンプレミスの Oracle Database に格納されているサンプルスキーマ SCOTT を RDS for Oracle にインポートしてみたブログとなります。
AWS ドキュメントでもOracle SQL Developer を使用したインポートとして情報はありますが、画像が無くシンプルな紹介だったので本ブログではスクリーンショットの一例を紹介する目的となります。
上記ドキュメントにも記載の通り、小規模なデータベース向けの機能となります。
事前準備
事前にやることは 3 点です。
- 1 点目: SQL Developer をダウンロードしてきます。
- 2 点目: オンプレミスの Oracle Database、もしくは、Oracle Database on EC2 でサンプルスキーマ SCOTT の作成を実施します。(@?/rdbms/admin/utlsampl.sql の実行。)
- 3 点目: RDS for Oracle インスタンスの作成。(セキュリティグループなどの設定は AWS 公式ドキュメントの通りで OK です。)
SQL Developer の操作画面紹介
データベース・コピー
データベース差分
データベースの差分をチェックする機能もあるので実施してみます。
感想
小規模向けではありますが、データベースオブジェクトやスキーマのコピーのためのツール紹介でした。
今回のようにちょっとしたスキーマのコピーくらいは向いていると思いますが、ある程度サイズが大きい DB に関しては Data Pump や他の方法を考えた方が良さそうな印象です。
そもそも SCOTT って何?と思った方はこちら (wiki) をご参照ください。
佐藤 光晃 (記事一覧)
マネージドサービス部・テクニカルサポート課
2022年10月にサーバーワークスに入社しました。
前職でもテクニカルサポートに従事しており、情報収集に役立つサービスやツールに興味があります。2024 Japan AWS All Certifications Engineers になりました。