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こんにちわ!サーバーワークス日本最南端社員の久保玉井(くぼたまい)です。最近は自宅で調理する冷凍ラーメン🍜にはまってます!
さて、AWSでシステム構築する前に知識や技術の習得が必要になりますが、皆さんはどの様にお勉強をしてますか?
今回はAWSが提供する「自分のペースで勉強ができる」AWS SkillBuilderにて、個人サブスクリプションを利用してみたのでご紹介です。
AWS SkillBuilderとは?
AWSでは各種ドキュメントやワークショップ、ハンズオン資料など多数揃っておりますが、学習用のサイトAWS SkillBuilderもあります。
https://explore.skillbuilder.aws/
学習教材として、オンデマンドビデオやAWS認定試験の公式模擬試験、はたまたゲーム感覚で学べるAWS Cloud Questもあります。
AWS Cloud Questについては、以前で弊社小倉がブログ記事を記載していますのでお時間あればご確認ください。
AWS SkillBuilderって無料なの?
基本的にAWS SkillBuilderは無料で利用が出来ます。私も各種認定試験の取得の為に、AWS SkillBuilderでお勉強をしました。
特に試験対策時によく見てたのは、Exam Readinessシリーズです。
- Exam Readiness: AWS Certified Solutions Architect – Associate (Digital) (Japanese) (日本語実写版)
- Exam Readiness: AWS Certified Database - Specialty (Japanese)
- Exam Readiness: AWS Certified Data Analytics - Specialty (Japanese)
(ちなみにSkillBuilderにて検索およびフィルタ設定すれば、コースが探しやすいですよ)
他にもOfferingsシリーズも好きです(数が少なくてちょっと寂しい・・)
AWS SkillBuilderにてサブスクリプションが始まった?!
そんな無料で利用できていたAWS SkillBuilderですが、サブスクリプション。。つまり有料課金が2022年8月2日より始まりました。
個人サブスクリプションとチームサブスクリプションの二種類がありますが、個人で月額払いだと29USD、年契約だと299USDの価格です。
ではそのサブスクリプションですが、いままで利用していた無料版とどう違いがあるのか? 以下の内容になります。
サブスクリプションの内容 | 無料 | サブスクリプション |
---|---|---|
500以上のオンデマンドコース | ◎ | ◎ |
学習プラン | ◎ | ◎ |
AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner | ◎ | ◎ |
100+ AWS Builder Labs | ✕ | ◎ |
3つのAWS認定公式模擬試験 | ✕ | ◎ |
3つの試験準備コース | ✕ | ◎ |
10 問の AWS Jam Journey 課題 (セキュリティ分野) | ✕ | ◎ |
AWS Cloud Quest、さらに 3 つの役割 | ✕ | ◎ |
100以上のBuildersLabでは具体的に操作を行って学習をすることが出来ます。例えばRedshiftと連携してTableau Desktopでダッシュボード作成するLabとかあってより実践的ですね。
他にも公認の模擬試験が65問受験できたりと、結構充実してます。
個人サブスクリプションを登録してみた!
さて紹介するだけでは駄目ですね。 こういうのは自ら体験するのが大事です。
ということでSkillBuilderの個人サブスクリプションを登録してみました。
サブスクリプション登録にはAWSアカウントが必要
実際に登録する際に気づいたのですが、サブスクリプション登録する際にはAWSアカウントが必要になります。
ということで、個人で利用しているIAMユーザーでAWSアカウントにサインしてみると・・・叱られました。
どうやらルートユーザーアカウントでAWSログインが必要との事。ではルートユーザーアカウントでログインし支払い情報を連携っと。。月額31.9ドルですね。了解!
無事にサブスクリプションが有効になりました。
しかし使えない!!!なぜですか?
サブスクリプションが有効になったという事で、さっそく有料コンテンツを確認してみると・・・
利用できずに再度サブスクリプションのお申し込みとアクセスが表示されました。。なぜだ?!
念のためにAWSアカウントにログインし、支払い情報などを確認してみますが特に課金されてない様子です。
もしかしてAWSクレジットから差し引かれているのか?と思い確認しても引かれていません。
念のために再度サブスクリプション処理をしようとしても出来ずに、詰んだ状態になりました。
仕方が無いのでサポートに問い合わせして登録初日が終わりました。
翌日に使えるようになった!
サポートに問い合わせ後、サポート担当の方より状況確認のメールが届いたのですが、念のためにログインしてみると状態が変わって使えるようになりました。
サブスクリプションの契約状況
有料コンテンツも利用できるようになってました\(^o^)/
さっそくサクッとSolutions Architect Associateの模擬問題65問にトライ
無事に利用できました!
念のためにサポートの方に確認をしてみると・・
定かではございませんが、アカウントに反映されるまでシステム上お時間がかかる場合がございます。
以上の返答を頂きました。
まとめ
以上で、SkillBuilderでのサブスクリプション登録についてのご紹介でした。
しかし気になるのは支払い関係の処理です。
私の場合個人AWSアカウントで無料クレジット額があるのですが、今回のSkillBuilderはそのクレジット枠で対応されるのかが今のところ不明です。
毎月1日に請求処理をされるという事なので、10月1日になりましたら改めて確認しようと思います。
もし、AWS SkillBuilderの個人サブスクリプションが気になっている方がいらっしゃれば、この記事が参考になれば幸いです。
では\(^o^)/
https://explore.skillbuilder.aws/
【追記】一週間後に課金きたー!
さて利用開始して一週間が経過しました。
まず結論から言うとクレジットの利用はありませんでした。つまりSkillBuilderの個人サブスクリプションはAWSが発行するクーポンコードの対象外となります。
個人サブスクリプション開始直後
個人サブスクリプション開始して一週間後
クーポンコード入力してストックされたクレジットの額が減ってないですよね?
コストエクスプローラーで利用額を確認すると、ちゃんとSkillBuilderの個人サブスクリプションが反映されています。
なるほど理解!
【追記】月末に解約をしてみました!
利用できることが判ったSkillbuilder個人サブスクリプションですが、翌月は利用しませんので解約する必要が出てきました。
月末に向けて案内メールが届きましたのでさっそく解約していきます。
個人プロファイルのページからサブスクリプション箇所をクリックして解約(キャンセル)していきます。
「本当にキャンセルしていいの?」と聞かれますがサクッとボタンを押して・・
無事にキャンセル(解約)できました。
気軽にキャンセル(解約)できるのは嬉しいですね。必要になったらまた加入すれば良いですもの!
久保玉井純(執筆記事の一覧)
アプリケーションサービス部
サーバーワークス日本最南端社員。
最近、AWS Authorized Instructor Award 2022で表彰いただきました。引き続きわかりやすいトレーニング提供できるように頑張ります!