こんにちは!技術2課、濱岡です。
最近、カメラがついている耳かきを買いました。 耳かきをやりすぎることが多いのですが、これを買ってからやりすぎて傷がついたってのが減りました。
さて、今回はAmazon Cognitoの送信元メールアドレスを変更する方法をやってみます。
はじめに
前提としましてドメインは取得済みとします。 以下の手順でやっていきます。
ドメインの登録
トピックとサブスクリプションの作成
受信ルールの設定
メールアドレスの登録
メールアドレスの検証
Cognitoに設定
では実際にやってみます。
ドメインの登録
SESの画面からDomains からVerify a New Domainを選択します。
ドメインを入力してVerify This Domainを押下します。
DKIM認証が必要であればチェックをいれます。

次にレコードの登録をします。
Route53を利用している場合は、Use Route 53を押すと自動的に登録してくれます。
今回はRoute53を利用しているのでそれを利用して登録します。

MXレコードもチェックを入れてCreate Recode Setを押下します。

これでドメインの登録が完了です。
トピックとサブスクリプションの作成
SNSの画面からトピックの作成を押下します。

スタンダードを選択して名前と表示名を入力してトピックの作成を押下します。

次にサブスクリプションを作成します。
サブスクリプションの作成を押下します。

プロトコルはEメールエンドポイントは受信可能なメールアドレスを入力してください。
サブスクリプションの作成を押下します。

入力したメールアドレスにメールが届いているのでConfirm subscriptionを押下します。

以下の画面が開かれればOKです。

受信ルールの設定
次に受信ルールを作成します。
SESのコンソール画面からRule Setsを押下します。
Create a New Rule Setを押下します。

Rule set nameを入力してCreate a Rule Setを押下します。

先ほど作成したルールを選択してAction からEditを押下します。

Create Ruleを押下します。

利用したいメールアドレスを入力してAdd Reciplentを押下します。

Next Stepを押下します。

作成したトピックを選択してNext Stepを押下します。

Rule nameを入力してNext Stepを押下します。

確認画面がでるのでCreate Ruleを押下します。

このままだとルールがアクティブではないのでSet as Active Rule Setを押下します。

Set Activeを押下します。

これで受信ルールの設定は完了です。
メールアドレスの登録
まずはメールアドレスを登録します。
SESのコンソール画面からEmail Addressesを押下してVerify a New Email Addressを押します。

Cognitoに設定したいメールアドレスを入力してVerify a New Email Addressを押下します。

この画面がでてきますのでCloseを押下します。

メールアドレスの検証
メールアドレスを登録するとトピックに登録したメールアドレスにメールが送られてきます。

めちゃくちゃわかりづらいですがhttps://email〜e6f(\rの手前まで)をコピーしてブラウザで開きましょう。

この画面がでればOKです。

SESの画面で確認するとverifiedになっています。

Cognitoでメールアドレス設定
変更したいCognitoのユーザプールを選択します。 送信元メールアドレスの右の方にあるえんぴつのマークを押下します。

SESを設定したリージョンを選択するとFROM Eメールアドレスが選択できるようになります。 設定すればメールアドレスの変更は完了です。

まとめ
ちょっとやることは多いですが、これでCognitoのメールアドレスの変更ができます!
みなさまも試してみてください!