【Amazon Connect】お客様が選択した番号を後で確認する方法

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より早く、適切なサポートを実現するために、コンタクトフロー内でお客様に番号を選択していただき、受付オペレータのグループ(キュー)を分岐させることができます。 その際に、お客様の選択内容を属性に保持することで、後でデータを確認する方法を紹介したいと思います。

設定手順

コンタクトフローを作成します

シンプルにするため、エラー処理などは省略しています。本番環境などではご留意ください。
ポイントとなるブロックについて下記表に記載します。

番号 内容
1 お客さまに目的別の番号1~3を選択していただきます
2 1を選択された場合の分岐先です。ユーザー属性値へ 製品についてのお問い合わせ を保存します
3 2を選択された場合の分岐先です。ユーザー属性値へ お支払いについてのお問い合わせ を保存します
4 3を選択された場合、及び、タイムアウト等例外時の分岐先です。ユーザー属性値へ その他のお問い合わせ を保存します
5, 6, 7 選択された番号に応じて作業キューを設定します
8 お客様へアナウンスします
9 キューへ転送します

電話番号とコンタクトフローを関連付ける

電話番号メニューから作成したコンタクトフローを関連付け設定します

動作確認

設定した電話番号へ電話をかけて確認します。
アナウンスに従って番号を選択、キュー転送されることを確認します。 オペレータは電話に出ても出なくても構いません。

問い合わせ情報の確認

サイドメニューから [コンタクトの検索] を選択します

該当コンタクトIDを選択します

※終話後1~2分経過すると表示されます

連絡先の詳細ページを確認します

[属性] 部分をクリックして情報を表示できます。
番号選択した後のブロックで設定したユーザー属性を確認することができます。

下記の例では [2] を選択したため、お支払いについてのお問い合わせ がセットされています。

最後に

簡単な例ではありますが、上記のようなコンタクトフロー設定でお客様が選択した内容を確認することが可能です。
ご参考になれば幸いです。