はじめに
AWS Summit が近づいてきましたね。
今年も色々コンテンツ豊かな状況なので、すごく楽しみですね。
ちなみに、出張稟議や宿泊先を確保しましたか?
近辺は結構埋まりやすいのでお早めに行動を!
ということで、今年は大阪にお留守番することになった、アプリケーションサービス部の森です。
Amazon Monitronのブログを3つ書きました。
今回は第四弾。
本当は、別のことを書こうと思ったのですが、計測している途中で色々試したことがありましたので、
その当たりを共有させていただきます。
今回のお題は3つ。
- Wi-Fi環境を変更
- モニタリング中のこと(センサー編)
- モニタリング中のこと(グラフ編)
それぞれについて情報を残していきます。
コンテンツ
1. Wi-Fi環境を変更
Amazon Monitron 〜第二弾 Amazon Monitronの管理階層編〜 を執筆時は自宅で作業をしていたのですが、
家族からの依頼で、弊社の大阪オフィスに移動させました。
そうなるとWi-Fiの接続先(SSIDなど)を変更する必要があったので、変更方法について書きます。
手順としては以下のxつ。
- スマホアプリのAmazon Monitronを起動
- 赤枠で囲ったアプリの左上の
≡
をタップ - メニューが出てきますので、ゲートウェイをタップ
- ゲートウェイの一覧が表示されるので、対象のゲートウェイの
︙
をタップ - メニューが表示されるので、
ゲートウェイを削除
をタップ - 確認ダイアログが表示されるので、
削除
ボタンをタップ - 前ブログのAmazon Monitron ゲートウェイ(Wi-Fi)の設定 をもう一度実施
これで、ゲートウェイ (Wi-Fi)のWi-Fiがセットされました。
しばらくするとゲートウェイがオンラインになり、更にセンサーもオンラインになります。
本当はアセットやポジションの設定をなにかしないといけないのかな?と思ったのですが、
センサー⇔ゲートウェイ間はうまくよしなに接続されてるってのがわかりました。
2. モニタリング中のこと(センサー編)
これはネタでもあるんですが、 Amazon Monitron 〜第三弾 環境準備編〜 を書いた日に東京へ出張することになっていました。
自分自身では、順調にデータを収集できているだろうと思っていました。
すると出張したその日の21:00くらいからデータがほぼ動きが無くなっていました。
週末に自宅に戻ってくるとなんと、センサーがサーキュレーターから落ちてるではないですか!
理由は単純明快で、両面テープで固定しようと試みたからでした...
ということで、大阪オフィスに持ってくるタイミングでもあったので、養生テープで固定しました。
本来であれば、瞬間接着剤やエポキシ樹脂を使って固定するべきなんですが、一時的なデータ取得というのと
使用後に個人利用することを考えてたので、養生テープに変更しました。
3. モニタリング中のこと(グラフ編)
まだ計測中ではあるんですが、今の現状を共有します。
グラフには 全振動
と 単軸振動
の2つがあります。
2つのグラフともに、散布図と折れ線グラフの表示が可能になっており、1時間に1回取得した情報が表示されます。
では、それぞれのグラフについて書いていきます。
全振動
全振動のグラフは2つの情報が表示されます。
1つが振動、もう一つは温度になります。
全振動は X軸
/ Y軸
/ Z軸
の3軸を組み合わせて機械学習によって算出された値です。
機械学習でどういう算出をされているかはわかってないです。(ISO20816やクラスをベースに算出はされてそうな気がします)
温度はセンサーの底面の温度が表示されます。
なお、散布図にした場合は、振動だけのようです。温度は散布図になりませんでした。
単軸振動
単軸振動は X軸
/ Y軸
/ Z軸
の情報とそれぞれの軸の最大値を表示できるグラフです。
こちらは、クラスのしきい値に基づき、 警告
/ アラート
になります。
番外編(通信量)
※2024/05/26追記
Amazon Monitron Gatewayの通信量を見てみました。
2024/05/07〜2025/05/25くらいの間の1センサー接続状態の通信量が、
上りが64.8KB、下りが158.2KBとかなり小さいです。
下りはセンサーのデータが流れるので上りより大きい値になっていると思います。
とは言え、約20日稼働で考えた場合で1日平均で考えると、7〜8KBくらい。
2.4GHz対応のポケットWi-FiでAmazon Monitron Gatewayにつなぐという方法でも良さそうですね。
さいごに
今回、実際に使ってみてやってみたことや見たことを書いてみました。
このブログもそうなんですが、色々調べてみて感じたのは、加速度とか湿度とか他のデータも取れると更に幅広い機器の故障予知に役立つのかも?と思いましたが、
まだまだ勉強不足なので、わからないことだらけなので、色々情報を頂ければと思います。
では、また次回のブログでお会いしましょう。