カスタマーサポート課の伊藤です。
re:Invent 2016 に合わせてS3の新機能が発表されました。
この機能により、S3オブジェクトへのタグ付け、S3および、S3ストレージクラスの分析、低頻度アクセスストレージへの移行ルールの自動提案、S3 CloudWatchメトリクスの追加などS3を分析し、より効率的に利用できるようになります。
追加された機能の公式アナウンスは、AWS Blogをご参照下さい。
この記事では実際に機能を有効化する手順をご紹介します。
新機能の有効化
追加された機能を有効にするために、まずはじめに、機能のオプトインを行います。
オプトインを行う事によりS3の新しいマネージメントコンソールに切り替わります。
古いコンソールに戻したい場合は、[Switch to the old console] をクリックすることで元に戻せます。
なお、2016/11/30現在、新しいコンソールはまだ日本語化されていませんので、コンソール言語に日本語を選択していても英語で表示されます。
分析機能
ストレージ分析機能はManagement タブを選択することで設定が出来ます。
フィルターを作成して、分析対象としたいバケット、プレフィックス、タグを指定します。
フィルターには名前を設定します。
また、プレフィックスもしくはタグを指定する場合にはフィルター条件を記載しますが、
バケット全体を対象とする場合は、条件は空欄のままで問題ないようです。
フィルターが作成されると、データ収集が開始されます。
オブジェクトへのタグ付け
オブジェクトを選択し[More]メニューから [Add tags]をクリックすることで、タグ付けができます。
まとめ
今回の新機能で、S3のより効率的な利用が可能になるのではないでしょうか。
