こんにちは、プログラマの牧田です。ご無沙汰しておりました。前回の記事から1年以上経過してしまった為、第1回目から再度行なっていきたいと思います。
この記事は、Windows XPにRuby1.9.2-p290とRails3.2とAptana Studio3をインストールする手順となります。
普段ご利用のマシンがWindowsでも、ローカルで手軽にRailsアプリの開発が行えるようになります。
また、Railsの開発において私が、使い勝手が良いと思っておりますIDE(統合開発環境)の「Aptana Studio3」についても、ご紹介致します。
なお、この記事は、次の4回に分けてご説明させて頂きたいと思います。
- Ruby1.9.2-p290のインストール
- DevKitのインストールとruby-debug-ide19のインストール
- Rails3.2のインストール
- Aptana Studio3のご紹介
それでは、第1回目の「Ruby1.9.2-p290のインストール」を見ていきましょう。
1.始める前に
まずは、ハードディスクの空き容量を確認しましょう。Ruby関連で約260MBを使います。また、Aptana Studioでも約270MBを使います。大体、1GB以上の空きがあるか、確認をしましょう。途中でインストール出来無くなるのは、悲しいので…。
2.Rubyのインストール
Rubyのインストールは、RubyInstaller for Windowsを使用します。インストーラーになっている為、簡単にインストールすることが出来ます。
ダウンロードページから、Ruby1.9.2-p290のインストーラーをダウンロードします。ダウンロードした「rubyinstaller-1.9.2-p290.exe」を実行し、インストールを行います。
インストール先は、ドライブ直下のディレクトリにインストールした方が、後々、コマンドを打つ時に便利だと思います。私は、「c:ruby192」にインストールしました。
では、インストールを詳しく見ていきましょう。
A.インストーラー起動直後
ライセンス確認画面が表示されます。ライセンスに同意する場合は、「I accept the License」を選択し、「Next」ボタンを押して下さい。
B.インストール先入力画面
インストール先をテキストボックスに入力します。上記の画面では、「c:ruby192」になっています。
また、「Add Ruby executables to your PATH」のチェックボックスにチェックを入れて下さい。ここにチェックが入っていると、環境変数PATHにruby.exeがあるフォルダが追記されます。
終わりましたら、「Install」ボタンを押して、次に進みます。
C.インストール中
インストールが完了するお待ち下さい。マシンの性能にもよりますが、数分で終わるかと思います。
D.インストール完了
「Finish」ボタンを押して下さい。
E.インストールの確認
コマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを実行して、バージョン番号が表示されればインストール成功です。
ruby --version
さて、次回は、「第2回 DevKitのインストールとruby-debug-ide19のインストール」を行いたいと思います。