さくらの石狩データセンターへ行ってきました

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こんにちは、羽柴です。 少し時間が経ってしまいましたが先々週にさくらインターネットの石狩データセンターを視察させていただきましたので、レポートしたいと思います。 外観はこんな感じです。 入り口はこんな感じ。新しい建物なので非常にきれいです。 データセンター内部のお話はセキュリティ上あまり書けないのですが、全体の印象としてはさくらインターネットさんの知恵とノウハウを至るところに見ることができて本当に感心しきりでした。さくらのクラウドがかなりの低価格で実現できていることも納得です。 私、以前はロードバランサーの導入とかもやっていたのでいろいろなデータセンターに出入りしたことがあるのですが、今までに見たデータセンターとの違いは以下の3つじゃないかなと思います。

クラウド事業に最適化されている


データセンターですので勿論セキュリティチェックは厳しく管理されています。これは他のデータセンターも大体近い感じなのですが、クラウドサービス提供が主な目的のデータセンターであるがゆえの工夫が随所にみられました。サーバールーム内の雰囲気が全く違ったことと、あとはクラウドらしく利用者が増えてくるに従い拡張できる仕組みがあります。

空調が素晴らしい


これはみなさんご存知のとおり石狩DCの大きなメリットです。ただ当日の現地気温は12月上旬なのに -6℃  ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 。やはりこの気温のままサーバールームに通すとよくないみたいです。これをサーバーの排熱などを利用してうまく調整し、確か17℃くらいの最適温度にしているとのことです。
聞いてみると当たり前といえば当たり前なんですけど、思いっきり冷やせばいいみたいな単純じゃないですね。そりゃそうです。その他にも空調に対する工夫がいくつもありました。

スペースの制約が少ない


広いです。都内のデータセンターに比べると場所の制約が少ないので例えばサーバーの開梱場等も広くとることができていました。 昔は私も開梱作業をよく手伝っていましたのでこういう設備は非常によいなぁと。他にも都内でこのスペースは作れないなぁというところが幾つかありました。


以上とても勉強になった視察でした。田中社長の説明もわかりやすくて感心しきり、大変勉強になりました。ありがとうございました。 ----
と、余談ですが私、宿泊場所が札幌で、初札幌でしたので、せっかくなので美味しい食べ物も満喫させていただきました。 札幌すごいですね。白子もおいしければサーモンも超絶ですしチャンチャン焼もヤバければ味噌ラーメンも半端なくじゃがいもまで激ウマで、いくら丼もしっかりいただきました。 ※もちろんバリバリでお仕事もしています。 いろいろありまして睡眠時間が大変短くなってしまったのですが、勉強もさせていただき、美味しい料理も食べることができて素晴らしい出張になりました。また札幌に行けるよう日々精進したいと思います。