AWS Certified: SAP on AWS - Specialty 試験に合格しました!

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こんにちは、ラーニングエクスペリエンス課の小倉です。
先日、2022年4月にリリースされた新しいAWS認定、AWS Certified: SAP on AWS - Specialty 試験に合格しました。今のところ、廃止になった2つの認定もまだ有効期限内なので、AWS認定は14冠です。

ベータ版の試験については佐竹がブログでまとめていますので、私は正式リリースされた後の感想をまとめます。

試験概要

試験概要は以下の通りで、詳細は試験ガイドを参照してみてください。

試験時間が170分で65問なので、1問あたり2分半くらい時間を使うことができ、AWS Certified Solutions Architect - Professional と比べると時間に余裕があります。あと、日本語で受験可能です。

レベル : 専門知識
時間 : 170 分
コスト : 31,500 円 (税込)
形式 : 65 個の質問 (選択肢式と複数回答式のいずれか)
受験方法 : ピアソン VUE および PSI、テストセンターまたはオンラインでの監督付き試験
言語 : 英語、日本語、韓国語、簡体字中国語

試験準備

試験の準備をする前の私のレベルは、AWSはある程度理解していますが、SAPはまったくわからない状態でした。ですから、準備はほぼSAPについて学習を行いました。

学習に使ったもの

  • SAP on AWS (Technical)

こちらはAWS Skill Builderにある無料で受講できるオンラインコンテンツです。こちらのコンテンツはすべて英語ですが、内容がとてもわかりやすかったです。私は英語が苦手なので、DeepL翻訳を使って理解しました。AWSをある程度理解している人はこのコースの後半のSAPの内容を中心に学習するとよいと思います。

また、SAPの用語でわからない用語がでてきたら、都度、AWSやSAPの公式ドキュメントを検索して確認をしていました。

AWS Skill Builderのアカウント作成方法はこちらのブログを参考にしてみてください。

【追記】SAP on AWS (Technical) (Japanese) 日本語字幕版 があると教えていただいたので、こちらのリンクも記載しておきます。英語が苦手な方はこちらのほうが理解しやすいと思います。

  • サンプル問題と模擬試験

SAP on AWS (Technical) を一通り学習したら、サンプル問題と模擬試験で理解度を確認しました。ここでもSAPの用語でわからない用語がでてきたら、都度、AWSやSAPの公式ドキュメントを検索して確認をしていました。

模擬試験の受け方はこちらのブログを参考にしてみてください。

・サンプル問題

https://d1.awsstatic.com/ja_JP/training-and-certification/docs-sap-on-aws-specialty/SAP-on-AWS-Specialty_Sample-Questions.pdf

・模擬試験 (2022/6/30まで)

試験の感想

合格はしましたが、かなりぎりぎりの点数でした。上記のコンテンツとSAP用語を理解しておけば合格はできるかもしれないですが、より理解を深めるためにはAWSの公式ドキュメントを読んでおくことをおすすめします。2022/6/27現在、すべて英語しか提供されていませんので、英語が苦手な方は、Chromeブラウザを使ってページを表示し、ページで右クリックし、「日本語に翻訳」をクリックしてページ全体を翻訳して読むと理解しやすいと思います。

まとめ

AWS Certified: SAP on AWS - Specialty 試験に合格しました。私はSAPがまったくわからない状態でしたので、SAPを中心に学習しました。SAP on AWSのドキュメントが豊富にありますので、時間をかけてSAPを理解すれば合格できるAWS認定です。

本ブログの内容が、AWS Certified: SAP on AWS - Specialtyの受験を考えている方への参考になれば幸いです。

小倉 大(記事一覧)

アプリケーションサービス部ラーニングエクスペリエンス課 札幌在住

AWSトレーニングの講師をしています。

最近は5歳の息子と遊ぶのが楽しいです!

Twitter: @MasaruOgura