- はじめに
- re:Inventとは
- What's new in Amazon Aurora
- さいごに
はじめに
こんにちは、技術三課の三木です。
先日、友人から「飲む酢」を頂きました。
木イチゴやブルーベリーなどいくつかの味の種類があり、飲んだ後もしっかりと香りが残ります。
通常のお酢っぽさはほとんどなく、衝撃的なおいしさです。
5本ほど頂いたので、毎朝お湯で割って飲んでいます。
味わいのおかげか、スッキリした気持ちで朝からやる気も出てきます。
やる気が出たところで、早速re:Inventで行われたセッションから、Amazon Auroraの最新情報をご紹介します!
re:Inventとは
re:InventとはAWSの年次イベントです。
様々な新機能・新サービスの紹介や各種サービスの活用方法、顧客事例の紹介などが行われます。
今年はオンライン開催という事で視聴者上限もなく、気軽に参加することが出来ます。
参加はこちらから!
AWS - re:Invent
多くのセッションが英語ではありますが、私の見たセッションはどれも資料が分かりやすく、勉強になるものばかりでした。
「面白そうだな」「勉強になりそうだな」「使えそうだな」と感じましたら、ぜひ参加してみてください!
(英語のセッションが多くはありますが、資料は分かりやすく作られてますので、気後れせずに一度参加してみる事を強くお勧めします。)
What's new in Amazon Aurora
このセッションではAmazon Auroraの説明と、Amazon Auroraの関するアップデート情報が紹介されました。
本ブログでは、この中からアップデート情報についてピックアップしてご紹介します。
また、Amazon RDSのアップデート情報に関しては、下記ブログをご参照ください。
blog.serverworks.co.jp
Storage
1. Amazon Aurora が最大ストレージサイズを 128TB に拡大
こちらはタイトル通りです。
2. Amazon Aurora で、データベースストレージスペースの動的なサイズ変更が可能に
データを削除した際、自動でシュリンクするようになりました。
3. Amazon S3へスナップショット転送
スナップショットをAmazon S3に送ることが出来るようになりました。Amazon Auroraだけでなく、Amazon RDSの方でも同様のアップデートがあります。
これで、主要なトランザクションアプリケーションに影響を及ぼすことなく、ダウンストリームのレポート作成および分析アプリケーションが本番データベースからのデータを利用できるようになりました。
4. AWS BackupがAWS Auroraをサポート開始
AWS Backupを使用して、Amazon Auroraのスナップショットを管理できるようになりました。
Compute
5. AWS Graviton2 - powered Aurora
Graviton2で動くAuroraの紹介です。
R6gインスタンス(Graviton2)は、1vCPU = 1物理コアです。
グラフからも、パフォーマンスの向上が分かります。
6. Amazon Aurora Serverless v2
Amazon Aurora Serverlessの新バージョンの紹介です。
Global Database
7. Amazon Aurora PostgreSQL グローバルデータベースでマネージドRPO(目標復旧時点)をサポート
厳しいRPO要件があるアプリケーションで、マネージドRPOを使用することで、グローバルデータベースが必要なデータ復元の時間枠内に自動的に収まるようにすることができます。
マネージド RPO はレプリケーションの誤差をモニタリングし、少なくともセカンダリクラスターのひとつが目標の RPO 時間枠内に収まるようにします。
すべてのセカンダリクラスターが目標 RPO から脱落した場合は、トランザクションはセカンダリークラスターのひとつが追いつくまで、プライマリークラスターで一時停止します。
具体的な例を、スライドと共に確認していくと
8. Amazon Aurora Global Database がリードレプリカ書き込み転送のサポートを開始
書き込みをセカンダリリージョンのリードレプリカに送信でき、安全な通信チャネルを介してプライマリリージョンのライターにシームレスに転送されます。
Aurora がこのチャネルを設定するため、追加のネットワーク設定を心配する必要はありません。
9. Amazon Aurora Global DatabaseのManaged Failover
自動的にフェイルオーバー(セカンダリリージョンをプライマリへ昇格)してくれる機能です。
Aurora Version
10. Amazon Aurora Versions
下記スライドの通りです。
New for PostgreSQL
11. Babelfish for Aurora PostgreSQL
Babelfishについての紹介です。 SQL Server向けのクエリを読み取って、PostgreSQLに渡してくれます。
12. Babelfish for Aurora PostgreSQL (Open-Source Project)
そのBabelfishですが、オープンソースプロジェクトとして進められる予定です。
さいごに
いかがだったでしょうか。1つのサービスに絞って整理されているので、アップデート内容も頭に入りやすいなと私は感じました。
What's newは、Amazon Aurora以外の他のサービスでも開催される予定です。是非ご視聴ください!
AWS - re:Invent
三木 宏昭 (執筆記事の一覧)
クラウドインテグレーション部 技術1課
紅茶と親子丼とAWSが好き
2021年の目標:毎日リングフィットアドベンチャーのコントローラーを持つ
2021 APN ALL AWS Certifications Engineers