Amazon Linux 2023でAWS CDKプロジェクトの実行環境を作成する

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はじめに

Amazon Linux 2023でAWS CDK環境の作成手順を作ってみました。

Amazon Linux2でCDK環境を作成するのに苦戦した方も多いかと思いますが、Amazon Linux 2023では簡潔にできましたので、ご参考までに。

本手順を実行した際に利用したOSのバージョンはal2023-ami-2023.0.20230419.0-kernel-6.1-x86_64 です。

記載内容と記載していない内容

記載した内容はAmazon Linux 2023をOSとしたEC2インスタンスにログインした後の手順です。 EC2の作成方法やログイン方法については記載していません。

手順

①Nodejsをインストールする。

以下ドキュメントに沿って実行していただくと可能です。

チュートリアル: Amazon EC2 インスタンスでの Node.js のセットアップ - AWS SDK for JavaScript

実行するコマンドは以下3つです。

$ curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.3/install.sh | bash
$ . ~/.nvm/nvm.sh
$ nvm install --lts

コマンド実行後、インストールされたバージョンの確認をします。

$ node -v

aws-cdk をインストール

次にCDKをインストールします。

$ npm install -g aws-cdk-lib

正常にインストールされたのちに、コマンドが利用できることを確認しましょう。

$ cdk --version

手順は以上となります。

おわりに

いつもAmazon Linux2での環境作成に苦戦していたのもあり、感動したのでブログ化しました。

CDK利用のハードルが高かったかもしれませんが、Amazon Linux 2023であれば多少さがると思います。

ぜひ触ってみてください。

参考ドキュメント

チュートリアル: Amazon EC2 インスタンスでの Node.js のセットアップ - AWS SDK for JavaScript

Your first AWS CDK app - AWS Cloud Development Kit (AWS CDK) v2

篠﨑 勇輔(書いた記事を見る)

クラウドインテグレーション部 SRE2課

入社4年目