Amazon Connectの検索画面が使いやすくなりました

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Amazon Connect専任担当の丸山です。
AWS界隈ではre:Inventでもありがっていますが、Amazon Connectのアップデート情報をお届けします。

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これまでの Amazon Connect 検索画面

f:id:swx-maruyama:20201203103816p:plain Amazon Connectの検索画面は機能的には利用できるものでしたが、ユーザーインタフェースには不満がありました。
検索項目が多くて、検索結果の一覧表示がスクロールしないと見えないものが多いのです。
機能拡張により検索できる条件が増えてからはさらに検索結果一覧は遠くになってしまいました。

一番の不満はタイムゾーンです。
アクセスするたびにAsia/Tokyoを選択しなければいけなかったのです。
毎回セレクトボックスからAsia/Tokyoを選ぶストレス…正直ここに不満を持つお客様も多かったのです。

ここが変わった!新しい Amazon Connect 検索画面

アップデートにより使いやすくなった点をご説明します。 f:id:swx-maruyama:20201203103821p:plain

検索項目のインターフェースが一新

初期表示では検索期間(日付)とチャネルだけになりました。
Add Filterからその他の検索条件を追加できるようになっています。

実際運用する際は日付で検索することが一番多いので理にかなったインタフェースだと思います。
オペレータ(Agent ID)やコンタクトIDやキューで検索したいときに必要なフィルターだけを追加すればよいのです。 かなり画面がスッキリして、検索結果の一覧表示がスクロールなしでかなり見えるようになりました。

日付選択の範囲して方法が変更

今までは開始日、終了日をカレンダーから選んでいました。
Webのインタフェースとしては古いものです。
これがカレンダーで期間選択できるようになりました!

検索条件の初期設定

今までは検索条件を入力して検索しなければ検索結果一覧が表示されませんでした。
新しいインタフェースでは検索条件が初期設定されています。

  • 検索期間:今日
  • タイムゾーン:前回選択値(初期値はブラウザ経由でお使いのPCに設定されたタイムゾーン)

これはものすごくうれしいアップデートです。
開いただけで今日のコンタクト情報一覧が表示されるんです。
しかもタイムゾーンが、タイムゾーンが選ばなくていいんです。
もう一度言いたい。タイムゾーンを選ばなくていいんです!
地味ですがこのアップデートが見た目の変更よりなによりうれしく思います。

旧インタフェースがよいという方は

追加費用なしで機能がアップデートされるとうれしいですね。
特に日々の運用がよくなる改善は利用者としては大変助かります。

もし、新しいインタフェースでお困りの方はしばらくの間は旧インタフェースもアクセス可能となっています。
今あらためて古い検索画面を開いたら、わたしの場合は検索条件だけでスクロールが必要な状態になっていました。
うん、新しいインタフェースでいいですね。

2020-12-17 追記(1)

本アップデートは順次行われており、まだ新しい検索画面を使えない方もいらっしゃるようです。
順次対応中とのことなのでお待ちください。

2020-12-17 追記(2)

検索期間についても記載忘れていました。
今までは最大2週間の期間しか検索できませんでしたが、8週間まで選択できるようになっています。
うれしい仕様変更ですね。
ただし

特定のクエリの検索結果は、返される最初の 10,000 件に制限されます。

という制限があるのでお気をつけください。

丸山 麻衣子(記事一覧)

Amazon Connect 専任担当
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