コニャニャチハ
re:inventでAWS Compute Optimizerなるものが発表されました。
どうやら稼働中のEC2インスタンスのメトリクスをチェックし、インスタンスタイプが適正かどうか確認してくれるサービスのようです。
どんな具合に使えるのでしょうか????
ちなみに2019/12現在は東京リージョンでは使えなさそうでしたので、バージニア北部にインスタンスを起動し試しました。
オプトイン
AWS Compute Optimizerを有効化することをオプトインというようです。
とりあえず、AWS Compute Optimizerの画面からGet Started。
いろいろ書いてありますが、とりあえずOpt in!!!!
その後
インスタンスの稼働時間によっては有効化直後は表示されないかもしれません。40時間程度メトリクスがとられていないとレコメンドされないようです。
ワタシの環境では以下のようにありました。
100% Under-provisioned
まあ対象が1台しかないのでどうあがいても100%です。
詳細を見ていきましょう。
Recommendations for EC2 instances
ダッシュボードのFindingsの「〇〇 instaces」というのをクリックすると各レコメンデーションの画面が確認できます。
ワタシの環境ではUnder-provisionedが1台あるとのこと。
どうやらt3.nanoで運用してましたがt3.microが適切なようです。。。
Fidingsの欄の項目をクリックすると、以下のように適切なインスタンスタイプと現在とを比較したメトリクスが確認できます。例が悪くOptionの方のグラフは見えません。。。
言うこと聞かずに、t3.xlargeにしてみます。
余談ですが、対象のインスタンスではcronで1分おきにyesコマンドを実行しています。インスタンスタイプ変更の際に対象のインスタンスがステータスチェックに失敗していることに気づきました。。。
変更後
しばらく起動したままにするとOver-Provisionedということでr5.largeがお勧めされました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。自分たちでそれぞれメトリクスを確認せずに適切なインスタンスタイプかどうかを確認できるのは便利そうです、特にインスタンスの台数が多い場合は。もちろんコレの結果だけをうのみにするのはよくないとは思いますが。