最近、暑いですね。
こんな暑い日はAWS Backupをつかってみたいですよね。
というわけで、今回はAWS Backupをつかってみました。
AWS Backupとは?
その名の通りのサービスです。
スケジュールを設定してAWS上のリソースのBackupが取れます。
↑のドキュメントを見ると2019/07/31時点で対応しているのは以下のサービスのようです。
- EBS ボリューム
- RDS データベース(Auroraを除く)
- DynamoDB テーブル
- EFS
- Storage Gateway ボリューム
現時点でAMI取得やAurora/RedShiftスナップショット取得には対応してないので弊社製品のCloud Automatorをつかってください。また、EBSやRDSでもCloud Automatorならスナップショットに独自命名も使用できますし、スケジュール以外のトリガーも使用できます!!!!!ぜひお試しあれ!!!!!
つかってみた
つかってみました。
お試しでEBSボリューム・RDS・DynamoDBテーブルを1つずつ用意しました。
タグ
なぜタグをつけるかは後でわかります。
EBSとRDSにタグをつけます。今回は「Backup」をキーとし、「01」をつけました。NameタグはEBSに「AWS-Backup-Test」、RDSに「aws-backup-test」を付与しました。
DynamoDBにもRDSと同様のタグを付けました。
バックアッププラン作成
AWS Backupにてバックアッププランを作成します。
ここの設定でバックアップするリソースとスケジュールを設定します。
起動オプションは「新しいプランを立てる」を選択。バックアッププラン名を入力します。
バックアップルール名を入れます。このバックアップルールがスケジュールの設定となります。今回は毎日PM2:50(UTC)で設定しました。このブログを書いている1時間後の時刻です。画像はPM6:00(UTC)になってますが気にしないでください。「数時間以内に以内にバックアップを開始」はバックアップウィンドウが続く時間です。最小の1時間としました。つまりPM2:50(UTC)-PM3:50(UTC)がバックアップウィンドウとなります。
ライフサイクルは設定せず、バックアップボールトはデフォルトとしました。
「プランを作成」をポチっとするとプランの詳細画面へ移ります。「リソースを割り当てる」をさらにポチっとしてバックアップするリソースを設定していきます。
リソースはタグで割り当てることができます。今回は先ほどEBS・RDSへ付与したBackupタグを設定します。タグを指定した場合、対応しているサービスの中で指定のタグが付与されているすべてのリソースでバックアップが実行されるようです。DynamoDBはリソースID指定でバックアップを設定します。
「リソースを割り当てる」をポチっとすると割り当て完了です。
1時間後
バックアップが取得されているか確認します。
EBS
取れてました。タグは元のEBSボリュームのものが引き継がれ、プラスAWS Backupのタグが付与されています。
RDS
おや?ない?いえ、あります。画像のように「バックアップサービス」を選択すると...
ありました。画像にはないですが、こちらもタグは元のRDSインスタンスのものが引き継がれていました。
DynamoDB
こちらもあります。バックアップタイプはAWSとなっています。DynamoDBのバックアップはタグがつけられないためか、タグは引き継がれてないようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タグを指定して、対応サービスの中でそのタグのついた全てのリソースのバックアップが取れるのは個人的に気に入りました。
バックアップするサービスによっては通常の手動スナップショットとは別の扱いになってしまいます。弊社のCloud Automatorであれば手動スナップショットと同じ扱いなるので、そちらが良ければぜひCloud Automatorをお使いください。