こんにちは、AWSセールスエンジニアの加藤一喜です。
何かと繋がっていたい昨今です。
そんな折、Direct Connect Gatewayのマルチアカウント対応の発表がありましたのでドカンと報告します。
従来のDirect Connect Gatewayはどうだった?
Direct Connect Gateway(DXGW)を利用する事で、同一アカウント内で利用される複数のVPCへの接続が可能です。
一方で、アカウントが異なる場合は従来、DXGWが利用出来ず、アカウントが異なる各々のVPCへの接続を個別に考慮する必要がありました。
※同一CIDRのVPCは収容出来ません。
マルチアカウント対応されるとどうなる?
今回のアップデートによって、異なるアカウントのVPCに対しても接続が可能となりました、やったね!
※同一CIDRのVPCは収容出来ません。
※収容可能なVPCの数は10です。
何が嬉しいの?
セキュリティポリシーや運用のルールでシステム単位やユーザ部門毎にアカウントを分けていた場合、従来であればアカウント毎に接続方法を検討する必要がありましたが、マルチアカウント対応された事によってシンプルなWANが構成出来る様になります。
これによりWANのコストや運用コストの最適化、削減が期待出来ます。
このアップデートに期待されていた方も多いのではないでしょうか?
以前の構成で運用されていた方は、是非WANの見直しをオススメいたします!