3年ぶりにラスベガスに帰ってきた、営業の中嶋です。
2014年のre:Inventに初参加し3年ぶりに再来しました。
当時からしてみると【かなりでっかくなった】という印象です。
2014年はVenetianの1会場でしか開催されていなかったのですが、re:Invent 2017は会場が6会場にまたがっている点、スポンサーブースが東京のビックサイトイベントのような広さ、スポンサー数になっている点、そして何より圧倒的なレジストレーション数。グローバルで4万人、日本からだけでも1,000人と恐ろしい広がりです。
広がりだけでなく、スポンサーブースの雰囲気の変化も感じたので今回はそのあたりを書いていこうかと思います。
スポンサーブースは2つあります。
上述したビックサイトイベントのような広さのスポンサーブースはVenetianのホールで割りとビジネス色が強く各企業のサービスや事業内容を紹介しています。
一方で、照井がこちらのエントリで書いているARIAのホールでは「俺の最強のアーキテクチャを見てくれよ!」なテッキーな雰囲気あふれる空間。
【re:Invent 2017】THE QUAD AT ARIA(スポンサーブース)に行ってきました
レゴのピタゴ○装置なんて、もはや自由すぎて感動しました。
各自が作り出すレゴ装置を組み合わせてできるマイクロサービス、つまりAWSを表現しているんだと理解。
そしてスポンサーブースを分けることで来場者の客層がビジネス寄り、エンジニア寄りとはっきり二分化されてきているのだと思います。
ビジネスなブースで見つけたサービス@Venetian
Cloudinary
画像を取り込んで編集できるサービスなのですが、編集だけでなく画像認識もやってくれるサービスでした。
https://cloudinary.com/
デモを見せていただいたのでこちらから
WebAddressから画像を取り込み
取り込んだ画像は当社の代表(そういう気が利く感じが素敵ですよね
エフェクトをかけたり
パラメータをいれればトリミングできたり
ロゴを画像に合成したり
取り込んだ画像の要素を抽出することができます
executive感やproffessional感はどこから判断しているのでしょうか。。。
裏側はもちろんAmazon Recognitionを使った画像編集サービスですね
画像認識と画像編集が一気通貫でできて便利な気がします
画像扱う人に見てもらおう
俺の最強のアーキテクチャ見てくれよ!っていうブース@ARIA
Candybot
①ハッシュタグをつけて自分の画像を添付しツイートすると
https://twitter.com/mnakajima18/status/935983785195192320
②DynamoDBにツイートが入り、ツイートした画像はAmazon Recogniationで解析され
③PCで再度自分の顔を写真にとるとAmazon Recogniationで同一人物だと判断されれば
④AWS IoT経由でロボットアームがCandy(実際はマーブルチョコ)をとってくれる
アーキテクチャの中身はこんな感じです。サーバーレスな構成で、、、あれPollyなんでいるん…この発想はどこから生まれるのだろうか。
興味からあふれる技術力は素晴らしいなと。
まとめ
サービス化されているもの、開発段階のものとご紹介しましたが、その他にもAmazon Recogniationを使った画像認識系のサービスを多々見かけました。
昨日リリースされたRecogniation Videoもそうですが、画像認識系のサービスは今後さらに需要もあり、増えていくのではないかと感じています。
そしてなにより最強のアーキテクチャを紹介しているエンジニアのみなさんが本当に楽しそうなので、これから先さらに勢いは止まらないはずです!