copy-aws-accountという妄想

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こんにちは、マツシタです。

いつもはサポート窓口としてお仕事しているのでメンテナンスニュースをこの技術ブログを通してお知らせしたことはありますが、それ以外のネタを書くのは初めてでした。そう考えるとちょっと新鮮な気分です(汗

さて、今回は昨日(9月27日)開催されたOps JAWS Meetup#8のレポートをしたいと思います。

Ops JAWSとは?

6155_normal_1461745484_opsjaws_iconこのイベントが何かというと各地、各所で開催されるJAWS系のイベントの一つです。「Ops(Operationsの略)」という冠号がついているように運用に特化したイベントです。日頃から「サポート窓口」というポストセールスの立場で仕事をしているので、是非、参加したいと思っていたのですが、なかなか参加できず、「今回こそ!」と初めて参加したのが昨日でした。そしたら、もう第8回だったんですね。7回もの機会をスルーしていたのだと思うとちょっと反省です。

全部で4人の方々が登壇されました。内容は「サーバー管理」、「AWSへのログイン管理」が2つ、「請求アカウント」とどれも非常に身近な話でした。 弊社からも宮澤が「AWSへのログイン管理」としてoneloginを使ったログインセキュリティ強化の話をしました。これには複数のAWSアカウントを自社で管理しているような企業の情報システム担当者と思われる方からの反応が良く、さすが、弊社のOneloginエバンジェリスト(自称)だなと感心させられました(笑

copy-aws-accountという妄想

私の興味を引いたのは「請求アカウント」についての話の後の質問タイムのやりとりでした。この話はAWSの中の方のお話だったこともあり、要望的な意味も含めて「AWSアカウントの発行を自動化できないか?」という質問がありました。

20160928_2一般のAWSユーザーにとっては、AWSアカウント開設という作業は1、2回行う程度でしょう。AWSアカウント発行部分の自動化で喜ぶ人は多くないかもしれません。ただ、サポート窓口を含む弊社の担当部門では、今年は最大7個のアカウント1日で開設しなければいけないということもありました。平均でも週に2〜5件くらいは開設しています。それは同じ操作を繰り返す部分が非常に多く、もしAPIがあればスクリプトでかなりの工数が抑制できます。カード認証などもあるので、なかなか実現は難しいとは思いますが、是非、実現して欲しいですね。

CloudFormationによるシステム構築を自動化できるように、AMIのリージョン間コピーやアカウント間共有ができるのと同じように、ゴールデンマスターになるAWSアカウントを用意しておけば、そこからコマンド1発でできたりしませんかねー。

 # copy-aws-account --mail [mail address]
 AWSアカウント1234-5678-9012が発行されました。 
 AWSアカウント情報は[mail address]に数分以内に通知されます。
 通知されない場合にはAWSサポートまでお問い合わせください。
 # 

もし、これが実現したら、お客様のお申し込みから発行までを全自動化でき、「お申し込みから5分で使い出し可能!」なんてこともできるはずです。そうすると、きっと、AWSに直接、申し込むよりもより早く使い出せちゃいます。そんなことができちゃったら、弊社に限らず、ごくわずかな方々から歓喜歓声でしょうね。(ごくわずかだから実現性が高くないかw)

でも、日頃の苦労を分かち合えた気分に浸ったのは言うまでもありません。

最後に

妄想話はこのへんで打ち止めにして、AWS運用・サポートに関わっている方々はもちろん、そうでない方々も、ちょっとでも興味をそそられたら、是非、次回行きましょう。年内にあと1、2回開催を考えているそうです。(次回はまだ未定です。)
https://opsjaws.doorkeeper.jp/

今回はASCIIさんも取材に来られていました。近くに記事がリリースされるかもしれません。また、弊社宮澤の発表内容の一部はAWS SAブログにも掲載されており、近々、続編もリリースするかもしれないですよ。

では、Ops JAWSで会いましょう!