情報システム課の宮澤です。
今回は、Boxに追加された電子すかし機能を紹介したいと思います。
電子すかし機能とは
Boxでプレビューしたファイルに電子すかしを挿入する機能です。
この機能を有効にすることで、閲覧者のメールアドレスおよびアクセス日が、電子すかしが挿入されたファイルがプレビューされます。
※Box Notes、ビデオ、オーディオ、フラッシュ、3Dのファイルは、2016年3月31日現在ではサポートされていません。
設定方法
電子すかしはファイル単位で設定可能です。
該当ファイルの”・・・”をクリックし、”プロパティ”→”電子すかしの適用”をクリックします。
電子すかしを有効化するにチェックを入れて”保存”を押します。
これで設定は完了です。
電子すかしの見え方
電子すかしを設定したので、Word、Excel、PowerPoint、PDF、PNGのそれぞれの見え方をお見せしたいと思います。
それぞれのファイルのプレビューで電子すかしがされていることがわかります。
- Word
- Excel
- PowerPoint
- PNG
まとめ
Boxの電子すかし機能は簡単に有効化することができました。
Boxはユーザーの操作ログがしっかり残りますが、プレビュー状態でスクリーンショットを撮り、そこから情報を盗み出されることができてしまいましたが、電子すかしを設定することで、これを防ぐことができます。
利用シーンとしては、機密情報ファイルに対してこの機能を有効化することで、内部からの情報漏えいを抑止することができます。