WorkSpacesのCドライブをクリーンアップする

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情報システム課の宮澤です。

今回はWorkSpacesで不可視状態になっている、Cドライブのクリーンアップ手順を紹介します。

Cドライブをクリーンアップする理由

Windows 7 やWindows Server 2008 R2などで、Windows Updateを実施する際に、アップデートに必要なファイルがダウンロードされます。
Windows Update実行後に、ダウンロードされたファイルが以下のフォルダに残ってしまうこと原因となっています。

  • C:\windows\temp

対応策

Cドライブを見えるようにする

該当するWorkSpacesのCドライブを表示するには以下のレジストリキーを”0”にすることで、表示させることができます。
※戻すためには、レジストリキーを”4”にします。
https://technet.microsoft.com/en-us/library/cc938267.aspx

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\NoDrives

削除可能なファイルが存在するフォルダは管理者権限でないと開けないため、
スタート>すべてのプログラム>エクスプローラーを右クリックして、管理者として実行します。

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エクスプローラー起動後に”C:”と入力し、Cドライブ上のファイルを表示して削除を行います。

2015-11-26_16h52_07

ツールを利用してクリーンアップ

Windows Directory Statistics”というツールをWorkSpacesにインストールすることで、上記の手順と同じように削除を行うことができます。
このツールは、マイクロソフト公式のツールではありませんが、各フォルダ毎の利用率を可視化できるため、非常に便利でした。

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まとめ

今回紹介した手順で、WorkSpacesのCドライブを簡単にクリーンアップすることができます。
WorkSpacesも通常のWindowsと変わりないため、皆さんがすでにお使いのWindowsクライアントやWindows Serverと同様の運用が必要になります。