EC2インスタンス起動数の上限緩和について

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みなさんこんにちは。
もうすぐ2年目になってしまう事に気づいた、テクニカルチームの山田です。
今回は、EC2インスタンスの上限緩和のお話です。

 

インスタンスタイプ毎の起動上限数

AWSアカウントを作成した直後はEC2インスタンスには起動できる上限が決まっており、上限の数を超える大量のEC2インスタンスを起動する際はAWSサポートに申請をする必要があるのはみなさんご存知の通りだと思います。

そしてこの上限数、実はインスタンスタイプ毎に決まっているのです。
 

その他すべてのインスタンスタイプ( t1.micro、m1.small、m1.medium、m1.large、c1.medium 等 )は、全てひっくるめてデフォルトの上限が20台になっています。
例えば m1.large で40台申請したとすると、上記画像で個別に載っていないインスタンス( t1.micro、m1.small、m1.medium、m1.large、c1.medium 等 )を40台まで起動する事ができます。
逆に言うと、その他すべてのインスタンスタイプ以外のインスタンスタイプは個別に申請しなければならないのです。
i2.8xlargeを10台申請したからといって、i2.4xlargeを10台起動できるわけではありません。

まとめ

インスタンスタイプ毎の上限は下記リンクに掲載されています。

AWSへの申請方法については以前、弊社のブログで紹介しましたのでこちらを参考にしてください。

また、EC2だけではなくELBRDSなどAWSの各種サービス毎にもリソースの制限があるので、こちらもチェックしておきましょう。