AWSのAutoScalingは負荷状況などに応じて自動的にサーバを増やしたり減らしたりできる便利な機能です。便利なのですが、今まではAWS Management Consoleでは設定できず、コマンドラインツールなどで設定するしかなく、慣れてない人にはとっつきにくいものでした。このAutoScalingがManagemt Consoleで設定できると聞いて、ちょっといじってみました。
Management Consoleにでメニューの存在を確かめる
たしかにいつの間にかメニューが増えてます。メニューからEC2を選ぶとあります。
いじってみる
どのAMIからEC2インスタンスを作る?などを設定するLaunch Configurationから設定してみましょう。
すでにAuto Scaling Groupがある場合は、新しく作るか、既存のものから作るかの選択ができます。
どのAMIからEC2インスタンスを作る?の選択です。ウェブサーバとして設定済みなど予め仕込みをしておいた自分のAMIを選ぶこともできます。
起動するインスタンスの元ネタを仕込んだところで、次にAuto Scaling Groupの設定です。
どのVPC、subnetに配置する?ELB使う?インスタンス数はいくつ?などの設定をここで行います。
インスタンスが増えた、減った、失敗したなどの告知をメールで受けたりできます。
お気軽にできちゃいました。
今回は手を抜いてインスタンスの増減のきっかけとするAutoscaling Policyを設定しませんでしたが、Management Consoleなら後から気軽に設定できます。
終わりに
今までAuto Scalingはコマンドラインツールなどで設定するしかありませんでした。Management Consoleで簡単に設定できるようになりました。ただ、設定が簡単にできるようになったのですが、AutoScalingの特性や仕組みを理解することは必要です。AutoScalingはサーバの負荷解決の銀の弾丸ではありません。AutoScalingの仕組みを理解するには勉強しましょう。下にAWSマイスターシリーズの資料を添付します。