こんにちは、坂井田です。初めてのブログ投稿です。今後ともよろしくお願いします。
さて、今日はEC2上で動かすRed Hat Enterprise Linux(以降RHEL)でyumを利用する場合の注意点をご紹介します。
EC2上のRHELがyumで利用するRHELリポジトリはAWS内に用意されています。そのため、現時点では「AWS内のRHELリポジトリはAWS環境からのみアクセス可能」となっています。VPCを使っている時、インターネットへの接続の仕方によってはAWS内のRHELリポジトリにアクセスできず、困る場合があります。
RHELリポジトリを利用できない構成例
以下の図のようにVPCとVPN接続し、データセンターやオフィスを通ってインターネットに出る構成ではRHELリポジトリを利用できません。
RHELリポジトリを利用できる構成例
以下の図のように、RHELリポジトリを利用するときにはAWSからインターネットに抜ける必要があります。
もしもVPC上に作成されたRHELでyumコマンドが何度もタイムアウトする場合は、今回ご紹介したインターネットへの接続方法をチェックしてみてください。