【AWSアプデートまとめ 5/8】Amazon EBS Container Storage Interface ドライバが一般提供開始 他5件【#毎日AWS #193】

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はじめに

こんにちは!サーバーワークスの古川です。 今回は、 5/8のアップデートについて紹介していきます。

こちらの内容については、YoutubeやPodcastでもアップロードしているので、気になる方はぜひチェックしてください。


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では、さっそく最新1日のアップデートを見ていきましょう。
今回は 5/8 、6件のアップデートがありました。

アップデート内容

①Amazon EBS Container Storage Interface ドライバが一般提供開始

Amazon Elastic Block Store(EBS)のContainer Storage Interface(CSI)ドライバが一般提供されました。EBS CSIドライバーは、Amazon Elastic Kubernetes Service(EKS)やAWS上で稼働するKubernetesクラスターのアプリケーションに対して、Kubernetesインターフェースを用いて、ブロックストレージを簡単に設定・使用できるようにします。

CSIドライバーを使用することで、EBSボリュームをKubernetesポッドへプロビジョニングしたりマウントをすることができます。また、EBSボリュームを使用することで、暗号化やIOPSの設定など、EBSの従来の設定が使用可能です。

EBS CSIドライバーは、バージョン1.17以上のEKSクラスターにてインストール可能です。既存のボリュームマウントに利用している in-tree EBS plugin も引き続き利用可能です。

そもそもin-tree EBS pluginとは何かというと、Kubernetesボリュームのプラグイン が「in-tree」で開発されおり、kubernetes と密接に関係しています。つまりプラグインのコンパイル、ビルド、リリースはkubernetesのコアバイナリと一緒にリリースされます。しかし、それによりKubernetesに新しいボリュームプラグインのサポートを追加したい場合、Kubernetesのリリースサイクルに合わせる必要があります。

そこで、CSIドライバーを使用することによりKubernetesのリリースサイクルとCSIドライバーのリリースサイクルを切り離すことが可能となりました。

Kubernatesのバージョン1.21からin-tree EBS pluginは廃止されるようなので、Kubernates1.17以上をご使用中の方は、CSIドライバーの使用を検討してみてはいかがでしょうか。

2021年5月3日に、EKSでのKubernatesバージョン1.15がdeprecateされているので、EKSにてバージョン1.15をご使用中の方は、早めにアップデートをしてください。

②Amazon EMR on Amazon EKSでPod TemplatesによるSparkワークロードの実行が可能に

Amazon EMR on Amazon EKSは昨年12/11に一般提供が開始されたサービスで、Amazon EKS上でAmazon EMRを利用することで、大規模なビッグデータ分析アプリケーションを実行することが可能です。

pod templateとはpodの仕様が記載されているyamlファイルで、pod templateを使用することで実行したいワークロード用のpodが簡単に作成できます。

今回アップデートにより、ビッグデータ分析のフレームワークとして知られるApache Spark用のpod templateの使用が可能になり、sparkジョブによるワークロードを簡単に用意できるようになりました。

Amazon EMR on Amazon EKSでSparkジョブを実行したいと考えている方は、ぜひご利用を検討してみてはいかがでしょうか

③Amazon SageMaker Data Wranglerに新機能が追加

Amazon SageMaker Data Wranglerを使用することで、機械学習用のデータの集約と準備にかかる時間を短縮できます。

今回のアップデートでWranglerに新規追加された機能は、Amazon S3のクロスアカウントアクセス、最大1000カラムのデータのサポート、分散ジョブ、SageMaker Data Wranglerノートブックのアップデートの4つです。

まず1つ目のAmazon S3のクロスアカウントアクセスは、複数のアカウントでS3バケットにアクセス可能になることで、S3バケット内のデータの閲覧やSageMaker Data Wrangleへのインポートがワンクリックで簡単に行えます。

2つ目の1000カラムのデータセットのサポートにより、機械学習アプリケーション用のデータを簡単に準備することが可能となります。

3つ目の分散ジョブでは、データ処理ワークロードを複数のインスタンスでスケールアウトし、ほぼすべてのサイズのデータを処理できるようになりました。また、例えば、データ処理用のワークロードと推論用のワークロードを分散して行えることもメリットではないでしょうか。

4つ目のSageMaker Data Wranglerノートブックのアップデートでは、ノートブックの設定がしやすくなるよう再構成され、またドキュメントも用意されているので、すぐに使用開始できます。

新機能が多く追加されましたので、SageMakerをご使用中の方は忘れずにチェックしてください。

④AWS Organizationsのマネージメントコンソールがアップデート

複数のAWSアカウントを組織内で一元管理するAWS Organizationsの、マネージメントコンソールのUIがアップデートされました。

これにより、自分のアクセスしたい組織階層に対して、簡単にアクセスすることが可能となります。

旧マネージメントコンソールも使用可能ですが、AWS Organizationsをご使用中の方は、ぜひ新しいUIを確認してみてください。

⑤Amazon MQがActiveMQバージョン5.15.15サポート

Amazon MQ は、クラウド内でメッセージブローカーの設定や運用を簡単に行えるようにしてくれる、Apache ActiveMQ および RabbitMQ 向けのマネージド型メッセージブローカーサービスです。

今回のアップデートによりApache ActiveMQ 5.15.15 brokersを起動できるようになりました。

Amazon MQをご使用中の方はマイナーバージョンアップをご検討ください。

⑥Amazon CloudWatch SyntheticsでCronによるスケジューリングが可能に

Amazon CloudWatch Syntheticsは、WebサイトやAPIの死活監視をすることによって、エンドユーザー視点のモニタリングができます。裏でLambdaを実行することでモニタリングをしています。

今回のアップデートで何が変わったのかというと、従来はデータ取得のスケジューリングを単発または指定した期間ごと(5分に1回など)の設定しかできませんでしたが、新たにcron式が追加されたことでより柔軟なスケジュリーングが可能となりました。

Amazon CloudWatch Syntheticsを使用されている方に、スケジューリングをcron式へ変更することをお勧めします。

最後に

以上6件、5/8のアップデートでした。

引き続き、毎日AWSではアップデート情報をお届けします。 応援よろしくお願いします。


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