「Lambda だけじゃもったいない。サーバーレス開発の第二歩目を踏み出そう」で AWS DevDay Online Japan セッション A-2 に登壇しました #AWSDevDay

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こんにちは。いわゆる社内 SE 的なポジションでバックエンド開発などやってます。橋本 (twitter: hassaku_63)です。

AWS DevDay Online Japan に登壇しました。資料リンクや登壇モチベなど、この記事でさらっとレポートしようと思います。

AWS DevDay Online Japan

ご存じの方も多いかと思いますが、 AWS が開催する年に1度の開発者向けのカンファレンスイベントです。

aws.amazon.com

私はブレイクアウトセッション A-2 の「Lambda だけじゃもったいない。サーバーレス開発の第二歩目を踏み出そう」で登壇しました。

資料

https://speakerdeck.com/hassaku63/lets-take-second-step-in-serverless-development

また、登壇中に紹介したコードサンプルはこちらです。

[1] github.com

[2] serverless.yml example · GitHub

Serverless Framework がテンプレートエンジン的な機能を持っているので、それを利用して「それっぽい」テンプレートの書き方を例示する意図で作ったものです。

1 は結構バージョンが古くなってしまったので、そのことについて少しだけ補足させていただきます。

※ 2021/09/29 時点の最新系の Serverless Framework をお使いの方は、サンプル 2 のみ見てもらった方が良いかもしれません。そちらは Serverless Framework の 2.x 系、できれば 2021 年以降のリリース版であれば、おそらく問題なく使えると思います。

サンプル 1 では CloudFormation の疑似パラメータをサポートする "serverless-pseudo-parameters" や、dotenv ファイルからの環境変数読み込みをサポートする "serverless-dotenv-plugin" を使用しています。これらは現在の Serverless Framework が標準機能でほぼほぼ同等の機能をカバーしているので、今から Serverless Framework に入門する方には不要です。

登壇のモチベ

発表当日も口頭で触れたのですが、自分がサーバーレス開発を始めたてのころに知りたかったことを喋りました。

各種 AWS サービスに対する理解はもちろん、IaC ツールの(いい感じの)使用方法やらサーバーレス特有なお作法のようなものまで、なにやら色々と 覚えたほうがよさそうなこと がたくさん見えていました。AWS さんを始めとしていろいろな情報発信も目にはするのですが、体系的にまとまった手引き的なものは知る限りなく、断片的にしか情報が仕入れられないので「結局、ワイは何をどこまで押さえたらええんや・・・」と途方にくれていた時期がありました。

多すぎる情報は適切に取捨選択できないときちんと活用できないですし、初学者からすれば手がつけられなくなってしまいます。

で、自分がある程度初学者の域を脱した今(と自分では思っています)、サーバーレスに興味を持ちながらも同じ悩みを抱えている方が多いのではないか?と思いこの発表をやるに至りました。

さいごに

サーバーレスのチュートリアルはやってみたけど、その次の一歩がわからない!...という方をターゲットに発表してみました。

本当はもうちょっとコードを提示する時間を長くとりたかったですし、実案件で開発した事例紹介などもやりたかったのですが、尺を始めとする諸々な都合でカットしました。事例紹介についてはまた別な場でアウトプットできればと思います。