こんにちは。10月にサーバワークスに入社し、現在AS部IE課で研修中の吉井です。
本記事では、Windows Subsystem for Linux 2(以下、WSL2)上のUbuntuにTeraTermでSSH接続する方法について記載したいと思います。
はじめに
AWS CLIを操作するのにWSL2をよく使用しているのですが、
使い慣れたTeraTarmでも使いたい!と思い設定方法をまとめてみました。
前提
・WSL2の初期設定が完了している
・TeraTarmのインストールが完了している
今回実施した環境
Windows 11 Pro
Ubuntu 20.04
手順(Ubuntuでの設定)
SSH設定ファイルの編集
デフォルトだとパスワード認証が無効になっているため有効に変更します。
/etc/ssh/sshd_configを編集します。
$ sudo vi /etc/ssh/sshd_config
PasswordAuthentication noを
PasswordAuthentication yesに変更します。
ssh-keygenでホスト認証鍵を作成
ssh接続はパスワード認証を行う前に認証鍵によるホスト認証をおこないます。
ですのでここではホスト認証鍵を作成します。
$ sudo ssh-keygen -A ssh-keygen: generating new host keys: RSA DSA ECDSA ED25519
最後にsshdを再起動します。
$ sudo service ssh restart
Ubuntu側で実施する手順は以上です。
手順(TeraTermで接続)
ここからTeraTermに接続していきます。
ssh_known_hostsに記載がないため警告がでます。
デフォルトで「このホストをknown hostsリストに追加する」のチェックボックスがオンになっているので【続行(C)】をクリックします。
ユーザ名、パスワードを入力して【OK】をクリックします。
接続できました。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました! どなたかの参考になれば幸いです。