【re:Invent 2020】AppFlowがHoneyCodeへのデータ送信に対応しました!

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こんにちは、PE(プロセスエンジニアリング)課の中村です。 PE課では、主に社内システムの開発・保守をおこなっています。

今日は、先日AWS製のノーコードツールで話題となったHoneyCodeに関連するUpdateがありましたので紹介します。(実際にアップデートのあったサービスはAppFlowです)

AppFlowとは、Salesforce、Marketo、Slack、および ServiceNow などの Software-as-a-Service (SaaS) アプリケーションと、Amazon S3 や Amazon Redshift などの AWS サービスとの間で、データを安全かつ簡単に転送できるフルマネージド統合サービスです。イメージとしては、AWS Data PipelineやAWS GlueをSaaSに対応させて、より抽象化して簡単に使えるようにしたサービスのような感じです。

このAppFlowがHoneyCodeへのデータ送信(入力)に対応したというのが今回のアップデートです。 では、AppFlowを作って早速試してみます。

試してみる

フローのセットアップ開始です。まず名前を決めます。

フロー詳細設定

送信元、送信先の設定を行います。今回はSalesforceの商談情報をHoneyCodeに送信するFlowを作ってみます。 (2020年12月現在、HoneyCodeを送信元にはできないようです)

Salesforceに接続

SalesforceはSandbox環境を指定して、こんな感じになりました。

フロー設定

Salesforceの商談のフィールドとHoneyCodeのフィールドのマッピングはこのようにしました。必要に応じて、データの下処理(マスクやテキストの切り捨て)ができます。

マッピング設定

フローの設定が終わったら、早速実行していきましょう!フローの実行は都度実行とスケジュール実行があります。スケジュール実行の場合は、元データに最終更新日時を持っているような列があればそれを指定して増分のみ転送する設定ができるようになっています。

今回は都度実行にしました。 結果は、HoneyCodeがBasicプランの関係上行数制限に達してしまったエラーで終了していますが、とりあえずBasicプランの上限まではデータ転送ができたようです。

実行履歴

実際のHoneyCodeのテーブルを見てみると、このような感じになっていました。ちゃんとデータが入っていますね!

HoneyCodeのテーブル

まとめ

今回はAppFlowがHoneyCodeへのデータ送信サポートを実際に検証してみました。 HoneyCodeはデータ入力用のWebアプリをGUIでサクサク作れるのが良いところですが、今回のAppFlowとの連携機能を使うと他サービスとの統合も気軽にできるようになりますね!