RHEL・CentOS・Amazon Linux のサポート期間

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「今使っているサーバのOSってそろそろサポートが切れる?」

「え、じゃあ次にどれに乗り換えたらいいの?」

システムを運用していると、そのような検討が必要になることがよくあります。 そこで比較的互換性の高いRHEL・CentOS・Amazon LinuxのOSサポート期間をまとめました。

RHEL・CentOS・Amazon Linux の ライフサイクル

OS General availability Full support ends Maintenance support ends
Amazon Linux 未確認 2020-12-31 2023-06-30
Amazon Linux 2 2018年6月 2023-06-30 不明
CentOS 6 2011-07-10 2017-05-10 2020-11-30
CentOS 7 2014-07-07 2020-08-06 2024-06-30
CentOS 8 2019-09-24 2024-05 2029-05-31
RHEL 6 2010-11-10 2016-05-10 2020-11-30
RHEL 7 2014-06-10 2019-08-06 2024-06-30
RHEL 8 2019-05-07 2024-05-31 2029-05-31

フルサポートの期間と、メンテナンスサポートの期間に分かれています。

よくEOL (End Of Life)という表現をする人がいますが、どちらの期間の終了を指しているのか認識が曖昧なことがあるので、気をつけた方がいいと思います。

OSによる表現の違いや、変更の可能性もあるので、細かいところは各ベンダーのページで確認していただければと思います。(このページの一番下にリンクはあります)

用語説明

かなりざっくり説明です。

General availability

一般公開日、正式サービス開始日です。 それ以前にベータ版などが公開されている可能性はありますが、正式にサポートされて使えるようになった状態です。

Full support ends

この日まではフルサポートのアップデート提供がされます。 OSにより細かな違いがある可能性はありますが、RHELの例では下記のように記載があります。

フルサポートフェーズでは、評価済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティー Errata Advisory (RHSA) と、優先度が「緊急」および一部 (判断は Red Hat による) の「高」のバグ修正 Errata Advisory (RHBA) が利用可能になるとリリースされます。その他の Errata Advisory は、必要に応じて提供されます。

access.redhat.com

Maintenance support ends

この日まではメンテナンスサポートが提供されます。 重要なセキュリティ問題についてはアップデートが提供されますが、フルサポートよりはやや劣ります。

以下はRHELの例ですが、他も大体同じです。 RHELではメンテナンスサポートフェーズが2つに分かれていて、表現もほぼ同じため、違いを正確に把握するのは難しいです。

メンテナンスサポート 1 フェーズでは、評価済みの影響度が「重大」および「重要」のセキュリティー Errata Advisory (RHSA) と、優先度が「緊急」のバグ修正 Errata Advisory (RHBA) が利用可能になるとリリースされます。その他の Errata Advisory は、必要に応じて提供されます。

メンテナンスサポート 2 フェーズでは、Red Hat が定義する 影響度が「重大」および「重要」のセキュリティー Advisory (RHSA) と、優先度が「緊急」の一部 (判断は Red Hat による) のバグ修正 Advisory (RHBA) が利用可能になるとリリースされます。その他の Errata Advisory は、必要に応じて提供されます。

ただ、これは個人的な見解ですが、この差を細かく調べてもあまり意味は無い気がします。 それよりは、フルサポート期間中に乗り換えを実施するとか、短期間であれば仮想パッチ機能を持ったセキュリティ製品でなんとか対応する等を検討した方がいいと思います。

参考ページ

渡辺 信秀 (記事一覧)