【EC2】Windows 同サイズの複数ドライブにそれぞれ紐づくEBSを確認

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エンジョイ AWS!
サーバーワークス エンジニアの伊藤Kです。

今日の題材は「EBS」です。
皆さま、EBSといって思い浮かぶのは何でしょうか?
私は、恵比寿です。
神様か地名かビール名かは定かではありません。


Windowsで、同サイズの複数ドライブにそれぞれ紐づくEBSを知りたい

こんな状態です。

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Dドライブ 20 GB、Eドライブ 20 GB、EBSの方はデバイス名xvdfとxvdgが 20 GB です。
EBSのどちらがDドライブのもので、どちらがEドライブのものなのか。


Get-Partition と ebsnvme-id.exe を使う

まずは、PowerShellプロンプトで Get-Partition を実行します。
ディスク番号とドライブレターの紐づけが分かります。

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次に、そのままPowerShellプロンプトで C:\ProgramData\Amazon\Tools にある ebsnvme-id.exe を実行します。
ディスク番号とEBSデバイス名の紐づけが分かります。

PS> cd C:\ProgramData\Amazon\Tools
PS> ebsnvme-id.exe

Disk Number: 0
Volume ID: vol-0d6d7ee9f6e471a7f
Device Name: sda1

Disk Number: 1
Volume ID: vol-03a26248ff39b57cf
Device Name: xvdf

Disk Number: 2
Volume ID: vol-038bd1c629aa125e6
Device Name: xvdg

これらの結果から、ディスク番号を元に両者を紐づけて、
Dドライブがxvdf、Eドライブがxvdgと分かりました。

ebsnvme-id.exe については、公式の記事 を参照ください。
新しめのAMIから構築したインスタンスでは、 ebsnvme-id.exe は上記パスに格納されており、
存在しない場合は、上の公式記事にあるダウンロードリンクから入手して、インスタンスにコピーして使うこともできます。
Windows Server 2008 R2から使えます。

Get-Partition の方は、使えるのはWindows Server 2012にデフォルトで入っているPowerShellのバージョンかららしいです。
Windows Server 2008 R2では・・・diskpartでlistを駆使して、ディスク番号とドライブレターの紐づけを把握するしかないかも。

それでは、楽しいAWSライフを!

伊藤K (記事一覧)

おっさんエンジニア。

甘いお菓子が大好きですが、体重にDirect Connectなので控えています。

「エンジョイ AWS」を合言葉に、AWSを楽しむことを心がけています。