re:Inventでは、「新しいサービスが発表されました!」というセッション以外にも、手を動かして学べるJamというコンテンツがあります。 話聞いているだけじゃつまらないですよね?
今回、 Jamの一つである AWS Security Jam – Presented by Datadog, Splunk, & Trend Micro (Session 1) に参加したので、そのレポートです。
中身を詳しく話すとネタバレになってしまうので、「Jamとは何か?」「どう参加するのか?」という紹介をします。
Jamとは何か?
Jamという言葉の定義はわかりませんが、re:Invent2020で開催されるJamの特徴は以下となります。
- 1〜4人でチームを組む
- AWSで構築されたシステムについて問題を解く
- 点数がつくのでゲーム感覚で楽しめる
- 問題に難易度が書かれていて、好きな問題から取り組める
- 問題文等はすべて日本語で表示(機械翻訳)、英語への切替も可能
- 詰まった時はヒントを見ることができる(ヒントをみると減点あり)
- 制限時間4時間
- AWS環境はJam側で用意してくれるので、参加者のAWSアカウントは不要
- 無料
CTFを知っている人は、あんな感じです。
競いあうというよりは、楽しんで学んでいきましょうという趣旨を感じました。 ヒントをみないでも、問題文自体にかなり手がかりが書かれていたりします。
どんなJamがあるのか?
以下、日本時間で表記しています。
開催時間 | Jam |
---|---|
12月2日22:00~12月3日2:00 | AWS Security Jam – Presented by Datadog, Splunk, & Trend Micro (Session 1) |
12月3日8:00~12月3日12:00 | AWS Security Jam – Presented by Datadog, Splunk, & Trend Micro (Session 2) |
12月9日22:00~12月10日2:00 | AWS Modernization and DevOps Jam – Presented by Datadog, NetApp, & VMware (Session 1) |
12月10日8:00~12月10日12:00 | AWS Modernization and DevOps Jam – Presented by Datadog, NetApp, & VMware (Session 2) |
12月16日22:00~12月17日2:00 | AWS Data and Analytics Jam – Presented by Intel & Tableau (Session 1) |
12月17日8:00~12月17日12:00 | AWS Data and Analytics Jam – Presented by Intel & Tableau (Session 2) |
スポンサー名が書いてありますが、いくつかの問題の中で各社の製品もAWSと組み合わせて出てくるものと思われます。 これらの製品群に興味がある人にも発見があるのではないかと思います。
参加の方法
まずは、https://virtual.awsevents.comにログインします。
Hands-On Content をクリックします。
Jams をクリックします。
Join this Jam by clicking here. をクリックします。 忘れないように、カレンダー登録もオススメです。
なお、AWS Jamというサイトへのアカウント登録も必要です。 https://jam.awsevents.com/home/join
登録が上手くいくとこんな感じになります。
時間になって参加する時に、「チーム作成する」「既存チームに参加する」といった感じの選択肢があります。 チーム作成時はパスワードを設定できるので、マイペースでやりたい人は1人チームでやるといいと思います。
ハイスコアを狙う人はチームで分担したり、みんなでワイワイやりたい人はチーム全員で1つずつ問題に取り組むのも良さそうですね。
こんな感じの画面で進んでいきます。
参加しての感想
一人チームで参加しました。 さっぱりわからなかったら諦めて寝ようくらいの軽い気持ちで挑戦してみましたが、思った以上にやさしい(手がかりが多い)ので、4時間という長い時間でしたが、楽しめました。
最終的な結果は以下となります。
ヒントを活用しよう
これから参加する人へのアドバイスです。 ヒントを開くと減点になりますが、全部開いても点数0にはなりません。 また、学習目的と考えれば、積極的にヒントをみていくといいと思います。 悩みすぎると時間制限があるので、終わらなくなってしまいます。 私は残り30分になって、急いでヒント使いまくりましたが、時遅しでした。
渡辺 信秀(記事一覧)
2017年入社 / 地味な内容を丁寧に書きたい