Amazon FSx for Windows File Serverのストレージサイズの拡張、及び、スループットキャパシティの変更ができるようになりました

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こんにちは、CSM課の城です。 私は毎朝、AWSのアップデートを見るのをとても楽しみにしています。 今朝は眠気も吹き飛ぶアップデートが来ていました。

Amazon FSx for Windows File Server – Storage Size and Throughput Capacity Scaling

これまで、ファイルサイズの拡張やスループット性能の変更は出来なかったため、実施する際には新しく作り直す必要がありましたが、このアップデートでそんな作業ともお別れすることができますね!

仕組

下記のドキュメントに仕組みが記載されていました。 https://docs.aws.amazon.com/fsx/latest/WindowsGuide/managing-storage-capacity.html

When you increase the storage capacity of your Amazon FSx file system, behind the scenes, Amazon FSx adds a new, larger set of disks to your file system. The new capacity is available for use within minutes. When the new storage capacity becomes available, you are billed only for the new storage capacity. Amazon FSx runs a storage optimization process in the background to transparently migrate data from the old disks to the new, larger disks. For most file systems, storage optimization takes a few hours up to a few days, with minimal noticeable impact on your workload performance.

機械翻訳)Amazon FSxファイルシステムのストレージ容量を増加させると、舞台裏で、Amazon FSxは新しい大きなディスクセットをファイルシステムに追加します。 新しい容量は数分で使用できます。 新しいストレージ容量が利用可能になると、新しいストレージ容量に対してのみ請求されます。 Amazon FSxは、バックグラウンドでストレージ最適化プロセスを実行し、データを古いディスクから新しい大きなディスクに透過的に移行します。 ほとんどのファイルシステムでは、ストレージの最適化には数時間から数日かかり、ワークロードのパフォーマンスへの顕著な影響は最小限です。

新しいディスクを追加し、データをコピーして最適化後、古いディスクを削除するようですね。

作成時の確認画面

作成時の確認画面においてもStorage capacity、Throughput capacityの項目の【Editable after Creation】の欄にチェックが入ってます。

注意事項

ドキュメントに記載がありますが、下記の条件があるので、注意が必要です。

  • ストレージサイズの変更は拡張させるのみ、少なくすることは出来ない
  • 拡張は現行の10%を越えるサイズから、最大65,536 GiBまで
  • ストレージサイズの変更をするにはThroughput capacityが16MB/s以上である必要がある
  • ストレージサイズの変更リクエスト後6時間、または、ストレージ最適化プロセスが完了するまでのいずれか長い方の時間まで、ストレージサイズの変更は出来ない

マネジメントコンソールでの変更操作

マネジメントコンソールからストレージサイズ変更、及び、Throughput capacity変更をするには各filesystemの画面にて次の方法で変更できます。

  • [Actions]から[update storage capacity]、[update throughput capacity]を選択

  • Storage capacity、Throughput capacityの表記の右側にある[Update]を選択

各変更の以降の操作は次項以降にて説明します。

ストレージサイズ変更

ストレージサイズの変更についてはPercentage(パーセントでの割合指定)、もしくは、Absolute(拡張後のサイズ(GiB)指定)で指定し、[Update]をクリックすることで変更可能です。

Updating to xx GiB から Optimizing xx% に表示が変わっていきます。

通常表記になると最適化も完了です。

Throughput capacity変更

Throughput capacityの変更についてはDesired throughput capacityの項目をプルダウンから選択し、[Update]をクリックします。

ここで気になる表記があります。

Your multi-AZ file system will fail over and fail back as Amazon FSx switches out the file servers when you initiate a thoroughput capacity update action.

機械翻訳)Amazon FSxがファイルサーバーを切り替えて、容量の更新処理を開始すると、マルチAZファイルシステムがフェイルオーバーしてフェイルバックします。

Multi AZだとThroughput capacity変更にはフェイルオーバー、フェイルバックが発生するようです。

ちなみにSingle-AZ 2のファイルシステムだと下記の表示になっていた為、ダウンタイムが発生するようです。

Your single-AZ file system will experience a temporary loss of availability as Amazon FSx switches out the file server when you initiate a throughput capacity update action.

機械翻訳)スループット容量の更新アクションを開始すると、Amazon FSxがファイルサーバーを切り替えるため、シングルAZファイルシステムの一時的な可用性が失われます。

変更中は下記のように表示されていました。

通常表記になると変更完了です。

最後に

FSx for Windows File Serverの泣き所だった部分が改善される、とても嬉しいアップデートですね。 ファイルサーバー運用は、正直かなり面倒に思われるシステムご担当者が多いと思います。 これを機にAWSマネージドのサービスであるFSx for Windows File Serverのファイルサーバー用途での利用をご検討されてもよいのではないでしょうか。

どなたかの助けになれば幸いです。

城 航太 (記事一覧)

サイトリライアビリティエンジニアリング部・CSM課・課長

AWSへの移行、AWSアカウントセキュリティ、ネットワーク広く浅くといった感じです。最近はAmazon WorkSpacesやAmazon AppStream2.0が好きです。APN Ambassador 2019,2020