こんにちは、屋根裏エンジニアの折戸です。
さっき階段を踏み外してお尻を強打しました。
皆さんも階段にはくれぐれも気をつけましょう。
今日はGmailからSES経由でメールを送信する方法についてご紹介します。
仕組み
Amazon SES(以下、SES)はSMTPインターフェースを使用してEメール送信が可能です。
この仕組みを利用すればGmailやOutlookなどのWebメールやメーラーをクライアントとして、SESのSMTPサーバーを通じてメールを送信させることが可能です。
前提条件
以下はすでに設定済みと想定して手順をご説明します。
- SES設定済み、メール送信可能
- SESと同じドメインでWorkMail設定済み、メール受信可能
SES SMTP認証情報 取得
Account dashboard > Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) settings
Create SMTP credentials クリック
IAM User Name が自動入力されてるのでそのまま、
作成 をクリック
ユーザーの SMTP セキュリティ認証情報を表示 もしくは 認証情報のダウンロード をクリックし、 認証情報を控えておきます。
SESの設定は以上。
ではGmailの設定いってみましょー。
Gmail SMTP 設定
設定 > アカウント > 他のメールアドレスを追加
- 名前
任意 - メールアドレス
WorkMailで受信可能なメールアドレス
次のステップ クリック
- SMTPサーバー
inbound-smtp.us-east-1.amazonaws.com が自動入力されるので、
SESを設定したリージョンの SMTP エンドポイントへ書き換えましょう。
Amazon Simple Email Service endpoints and quotas - AWS General Reference
今回はSESを東京リージョンで設定していたので、 ap-northemail-smtp.ap-northeast-1.amazonaws.com を入力しました。 - ユーザー名
SESのSMTP認証情報のSMTP ユーザー名を入力 - パスワード
SESのSMTP認証情報のSMTP パスワードを入力
アカウントを追加 クリック
メールアドレスへ確認メールと確認コードが送信されます。
WorkMail 確認メール 確認
確認メールのURLリンクを クリック
確認が完了しました
Gmailからメール送信
メールを送信して確認しましょう。
作成 > 新規メッセージ
差出人として、SMTP設定したメールアドレスを選択できるようになりました。
では、メールを送信しましょう。
Gmail 確認
送信済み 情報
受信トレイ 情報
最後に
あまり用途はないかもしれず恐縮ですが、誰かのお役に立てれば幸いです。