AWS Step Functionsのマネジメントコンソール(イベント履歴)がアップデートで使いやすくなりました!

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神アプデ来ました!

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Before

従来のAWS Step Functions(以下Step Functions)のマネジメントコンソールのイベント履歴は以下のようなUIでした。

運用の中において以下のような課題がありました。特にイベント件数が何千といったレベルであるワークフローのイベント履歴の確認はマネジメントコンソールでは限界がありました。

  • IDが若い順番からロードし、ページングが無かったため、イベント件数が多いと下まで見るのが大変だった
  • Map内処理のイベント同士の紐づけの関係が分からなかったため、APIでイベントを取得して確認する必要があった
  • 検索機能が無いためエラーがあった場合等にイベントを探すのが大変だった

After

このStep Functionsのマネジメントコンソールのイベント履歴の画面がアップデートされ、上記の課題が解決しました。

  • ページングが導入され、後ろのIDのイベントの参照が簡単になりました。また、1ページ内で表示する件数も制限されたため、ページ自体が軽くなりました
  • Map内処理のイベント同士の紐づけが可視化されました。これにより、エラーがあったイベントの前の処理を遡って確認する等が簡単になりました
  • イベントをIDやTypeといった属性で検索できるようになりました。

まとめ

以上のように、このアップデートで使い勝手がかなり改善されました。 今後もStep Functionsのアップデートに期待していきたいと思います。