新卒最速取得を目指す。AWSソリューションアーキテクト アソシエイト受験記録

AWS運用自動化サービス「Cloud Automator」

AWSと日々格闘する素晴らしきエンジニア / エンジニア見習いのみなさま、こんにちは。
今年の4月にServerworksに入社しました、新卒一年目の加藤と申します。

まだまだ研修真っ只中で、今も研修の課題をこなすかたわら、この記事を書いているような私ですが、この度6月19日に、AWSの認定資格、AWSソリューションアーキテクト – アソシエイト(以下SAA)を入社3ヶ月というスピードで取得しました。

というわけで今回は、新卒入社最速取得記録を樹立した自慢とあわせて、どのように勉強を進めたのかについて、書いていこうと思います。

ちなみに詳細な勉強方法や勉強すべき範囲などについては(2015年の記事ではありますが)先人が残してくださっているのでそちらをご参照ください。
新人でも合格できるAWSソリューションアーキテクト アソシエイトの話 – 2015 Edition –

スタート地点と目標地点を確認

どんなことでもそうですが、目標達成のためには現在地と到達地点の確認が必要です。つまり、「今自分はどこにいて」「何を目指すのか」。

SAAの勉強を本格的にスタートしたのは、5月17日でした。
この時点での自分の知識・経験値は、

  • 大学時代にバイトでWebアプリケーションの開発を経験し、ミドルウェア以上の知識は最低限保持
  • ネットワークの知識は研修によって一通り習得
  • EC2インスタンスのローンチはしたことがある

といった感じ。AWSサービスをあげてみろ、と言われたら、EC2・RDS・S3・VPCがせいぜい、といったところでした。

軽くまとめると「ネットワークやアプリケーション開発に関する知識・経験は最低限あるが、AWSに関してはほぼ素人」というのがスタートの状態です。

さて次に目標地点ですが、当初から6月中のSAA取得を定めていました。
特に根拠があったわけではなかったのですが、先輩から

  • 「目標は早く決めてしまった方がいい」とアドバイスをいただいていたこと
  • 6月中取得は「新卒最速のはず」という言葉をいただいたこと

が主な理由となります。
見栄っ張りな性分なので、”最速”の響きには強く心惹かれました。疲れが出てきた試験直前のモチベーションは、ほぼこれ。

我ながら単純だとは思いますが、早く的確な方法で目標に達するためには、自分のモチベーション要因を意識することがとても重要です。よかった、単純で。

勉強方法を考える + 実践

さて、次に勉強方法を考えます。
手順は以下。

  1. 『合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト』を用いてサービス概要を掴む(5/21 〜 25)
  2. 模擬問題を解く(5/25 〜 29)
  3. Web問題集をひたすら解きまくる(6/4 〜 18)

詳述します。

『合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト』(5/21 〜 25)

前述の通りAWSに関しては”ど素人”ですから、まずは「一通りのサービス概要が言える」くらいにはしておかないといけません。

そこで利用したのが『合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト』です。

具体的には、

  1.  内容を把握するために全体を読む。章末の問題は都度解く。(その際、間違えた問題を書き留めておく)
  2. 1で間違えた問題のみを解き直す(といってもほとんど間違えている)
  3. 2で間違えた問題をさらに解き直す(この時点でほとんどの問題に正解する)
  4. 全ての章末問題を1から解き直し。間違えた問題は、確信を持って回答できるまで解き直し。

という手順で、全体を3周程度見ました。

一度読んだ段階で特に理解が難しい箇所はなかったので、2周目・3周目の読み直しについては、章末問題をベースにわからない部分・曖昧な部分だけ本文に戻る、という形で進めています。

1日1〜2時間の勉強を1週間続け、この時点で8時間かけています。

模擬問題を解く(5/25 〜 29)

サービス概要がわかったところで、模擬問題を解きます。これは、本番の問題と自分との距離感を改めて測るためです。
ある程度知識を得た上で本番想定の問題を解くことで、「何が足りないのか」「どの分野は十分なのか」を明確化します。

初回の得点は30%程度。合格ラインが65%程度と言われているので、かなり低めの数値です。
ここでは模擬問題の内容をできる限り書き留めておき、模擬試験受験後に見直すことによって自分の知識の偏りを確認しました。

なお私の場合、この時点で、

  • 基礎知識の曖昧な理解
  • 複雑な文章題の読解能力の欠如

が大きく足を引っ張っていることが判明したため、それぞれに以下の対策をとっています。

  • 基礎知識:書き留めた模擬問題を解き直す際、全ての選択肢に対し「なぜ間違っているのか」の理由を調べ、書き留める
  • 読解能力:後述するWeb問題集を用いて、数をこなすことで文章読解に慣れる

模擬問題を始めて解いてから、全部の問題に確実な回答を用意できるようになるまで、1週間でおよそ10時間程度使用しました。
また、これが終わった段階で、ひとまず基礎知識の定着が完了したと感じたので、6月19日の受験を決定、申し込みを行いました。

問題をひたすら解きまくる(6/4 〜 18)

最後に行ったのが、Web上にある問題を解きまくる、という方法です。

Webにある問題を探して解いては、その解説と関連するドキュメントを読み、情報をアップデートしていきます。
2週間に渡って探して解いて調べて、を続けることで細かな知識の補完・読解力の向上を図りました。

6月に入ってからは毎日1〜3時間、合計で25時間程度 使っています。
ドキュメントを黙って読むよりも、問題をとく、という方法によって集中的に知識をつけることができました。
ただし情報が古い場合や誤解がある場合も多いので、ドキュメントに当たることは必須になります。

結果

無事、6月19日に取得することができました。
結果は、

  • 試験時間80分のうち、40分程度で試験終了
  • 総合評点81% 

見直しを行った上での81%だったので、現時点での自分の理解度はこのくらい、ということなのでしょう。今後も継続的に勉強する必要があるなあと少し反省。

ただし、「合格したい」だけであれば、Web問題集に取り掛かる時間はもう一週間短くてもよかったと思います。おそらくそれでも、75%程度の評点で合格できたでしょう。この辺は個人の目的によって判断は分かれるかと。

なお、総勉強時間は45時間程度。勉強期間は1ヶ月
ただ、サービスをほとんど触ったことがない状態から、各サービスの内容や機能の把握、ユースケースの理解などをおよそ1ヶ月で行うのは、普通に大変でしたし、正直あんまりおすすめはしません
AWSが進めているように、ある程度の実務経験を経た上で、自分の知識・実力が揃った状態で受けるのが、最善だと思います。

とはいえ、やってできんことはない、という証明にはなったかなと。
ま、とにかく受かってよかったよかった。

今回の勉強によって、AWSに関する一通りの理解はできました。
今後の実務の中で、さらなる知識と経験を積み上げていくよう精進してまいります。

みなさんも、SAA、挑戦してみてください。

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