前提
- Mac OS X version 10.7.5
設定方法
まずファイルをダウンロードします。
- ツールの詳細ページURL: http://aws.amazon.com/developertools/351/
ec2-api-tools-日付.zipがダウンロードされるので、解凍しましょう。
ここでは例として/Users/komuro/project/aws/tools/にダウンロードしてec2-api-toolsというフォルダー名で展開したとします。
ファイルまでのパス
/Users/komuro/project/aws/tools/ec2-api-tools/
アプリケーションフォルダー内からユーティリティを探し ターミナルをクリックして起動させる
$ export JAVA_HOME=<PATH> # Mac Bookだと以下にする #(例) export JAVA_HOME=/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Home
APIをダウンロードした場所にパスを通す
$ export EC2_HOME=<path-to-tools> #(例) export EC2_home=/Users/komuro/project/aws/tools/ec2-api-tools $ export PATH=$PATH:$EC2_HOME/bin
公開鍵/秘密鍵のパスを通す
$ export EC2_PRIVATE_KEY=~/.aws/pk-hogehoge.pem $ export EC2_CERT=~/.aws/cert-hogehoge.pem
アクセスキー/シークレットキーを設定する
$ export AWS_ACCESS_KEY=hogehoge $ export AWS_SECRET_KEY=mogemoge
動くかどうかテストする(以下のec2-describe-regionsは現在利用出来るリージョンの一覧を取得するコマンドです)
$ ec2-describe-regions REGION eu-west-1 ec2.eu-west-1.amazonaws.com REGION sa-east-1 ec2.sa-east-1.amazonaws.com REGION us-east-1 ec2.us-east-1.amazonaws.com REGION ap-northeast-1 ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com REGION us-west-2 ec2.us-west-2.amazonaws.com REGION us-west-1 ec2.us-west-1.amazonaws.com REGION ap-southeast-1 ec2.ap-southeast-1.amazonaws.com REGION ap-southeast-2 ec2.ap-southeast-2.amazonaws.com
.bashrcに設定
これらのexportした環境変数は自分の.bashrcに設定する事が出来ます。私の.bashrcは今のところこんな感じです(修正してます)。
$ cd $ vi .bashrc alias emacs='vim' alias vi='vim' if [ -f /etc/bashrc ]; then . /etc/bashrc fi export AWS_PATH=/Users/komuro/project/aws/tools export EC2_HOME=${AWS_PATH}/ec2-api-tools.current export PATH=${PATH}:${EC2_HOME}/bin export JAVA_HOME=/System/Library/Frameworks/JavaVM.framework/Home export AWS_ACCESS_KEY=hogehoge export AWS_SECRET_KEY=mogemoge export EC2_PRIVATE_KEY=/Users/komuro/.aws/x509.pem export EC2_CERT=/Users/komuro/.aws/x509.crt
Tips
(1) 時々ある事ですがPATHを間違えてコマンドが見つからずファイル修正もままならない時があります。そんな時は以下のコマンドを打つと大体直ります。
$ export PATH=/usr/local/bin:/bin:/usr/bin
(2) 環境変数に、利用リージョンやアベイラビリティゾーンの設定をする事が出来ます。リージョン指定がないのディフォルトの米国東部のリージョンを見に行くので、東京リージョン利用者には指定しておいて損は無いかもしれません。
$ export EC2_URL=https://ec2.ap-northeast-1.amazonaws.com
※もし実行コマンドに --region リージョンでオプションとして指定されていた場合、同じオプションに-U URLで指定されている内容、また環境変数のEC2_URLを上書きします。
$ ec2-describe-instances -U https://ec2.eu-west-1.amazonaws.con --region ap-northeast-1 #この内容だと東京リージョン(ap-northeast-1)にあるインスタンス一覧が返ってくる
RDSのAPI Toolsを使う場合は上記EC2_URLを利用してくれないので、EC2_REGIONを設定しましょう。
$ export EC2_REGION=ap-northeast-1
(3) 使い方tipsですが、--filter機能を使うと返却値の抽出が可能。例えばtag:キー=値でタグを検索出来る。*を使って部分一致する事も可能
$ ec2-describe-instances --region ap-northeast-1 --filter tag:created_by=aya*
(4) ec2-ami-toolsとec2-api-toolsはほとんど同じ設定方法です
(5) API ToolsはAmazon Linuxには最初からインストールされています(便利!)
(6) Ubuntuを使っている場合は、 aptでインストールが出来ます。
$ sudo apt-get install ec2-api-tools
(7) Ubuntuの場合、Javaパケージはrestrictedに入っているのでapt/sources.listに追加をしてインストールするとよいと思います。
(8)面倒くさい!と思った人はHomebrewからインストールも出来ますよ
$ brew install ec2-ami-tools ec2-api-tools
次回
他のAPI Toolsの設定方法についてメモします。