英語が苦手な方向けのAmazon Managed Grafanaの小技5選

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こんにちは。アプリケーションサービス部の兼安です。
今回は、私が最近よく触るAmazon Managed Grafanaのお話です。

本記事はサーバーワークスアドベントカレンダー2023の22日目の記事です。

qiita.com

本記事のターゲット

Amazon Managed Grafanaは、オープンソースの分析プラットフォームであるGrafanaをマネージドサービスにしたものです。

aws.amazon.com

フルマネージド故サーバーの運用などが不要で、大変便利なサービスです。
ただ、個人的にはGrafana自体が奥が深いのと、英語なのでちょっとしたことにつまずくことが多いと感じています。
本記事では私と同じような英語が苦手かつGrafana初心者の方のために、私が見つけた小技を紹介します。

なお、本記事は、Amazon Managed Grafana v9.4.7で操作して執筆しています。

ログイン直後のページを特定のダッシュボードにする

Amazon Managed Grafanaのワークスペースの作成直後だと、ログインすると、ダッシュボード一覧やGrafanaに関するブログが表示されます。
AdministrationDefault preferences>Home dashboardを指定することで、ログイン直後の画面を特定のダッシュボードにすることができます。

メニューからDefault preferences画面を開く

Default preferences画面

この画面では、タイムゾーンや週の初めは何曜日かも指定できます。
言語も指定できますが、本記事執筆時(2023/12/22)では日本語は選択できませんでした。

ダッシュボード側で設定を上書きする

タイムゾーンと週の初めは何曜日かは、ダッシュボード側でも指定できます。
ダッシュボード右上の歯車アイコンから、Settings>General>Time optionsで指定可能です。

ダッシュボードの歯車アイコンからもタイムゾーンの設定が可能

パネルに表示されているデータをCSV出力する

ダッシュボードに貼ったパネルの右上にある3点リーダーをクリック。
Inspect > Data を選択すると、CSV出力の画面が表示されます。

パネルのInspect>DataでCSV出力が開けます。

CSV出力画面

Inspectという単語が馴染みがないので意外と見つけにくかったです。

CSV出力にパネルのTransformやFormatを適用する

Grafanaのパネルは、編集画面の下側のTransformでは、フィールドの絞り込みや、マージなどができます。
Transformでできることを書き始めると長くなりすぎるので、本記事では割愛させていただきます。

パネルの編集画面のTransformでいろいろな加工ができます

編集画面の右側で単位(Unit)などが設定できます。

Standard Optionsで単位(Unit)などの設定が可能

CSV出力は素の状態だと生のデータがそのまま出力されます。
この時、CSVの出力画面で、Data optionsをクリックすると、Apply panel transformFormatted dataというオプションが表示されます。

CSVの出力画面のData options

Apply panel transformにすると、
パネルで設定したTransformの内容が適用されます。
同じく、Formatted dataにすると、
パネルで設定した単位などの設定が適用されます。

なお、Apply panel transformの設定は、パネル側でTransformを設定していないと表示されません。

アラートからSNSトピックを発行する

こちらは複数のやり方があると思いますが、私が一番手軽だと思う方法を記載します。
事前作業としてAmazon Managed Grafanaのワークスペースで、Grafana アラートをONにします。

Amazon Managed Grafanaのワークスペースで、Grafana アラートをONにする。

Grafana アラートをONにすると、メニューのAlertingで、Contact pointsNotification policiesが編集可能になります。

Contact pointsとNotification policiesのメニュー

Notification policiesでは、デフォルト設定として全てのアラートに適用されるContact pointが確認できます.

Notification policiesにデフォルトのContact pointが指定されている

Contact points画面で、デフォルトのContact pointが編集できます。

Contact points画面

ここで、任意のSNSトピックのARNを書き込めば、アラートが発生した際に指定したSNSトピックが発行されます。

DefaultのConact pointのSNSトピックARNは編集ができる

アラートルールで無効値を無視するように設定する

アラートルールの設定画面で、デフォルトだとReduceと表示されている部分にModeという選択肢があります。
ここで、Drop Non-numeric Valuesを選択すると、無効値を無視するようになります。

Drop Non-numeric Valuesで無効値を無視させる設定

最後に

本当に小技しかありませんが、私個人はたどり着くのに時間がかかったことばかりなので、同じような方の参考になれば幸いです。

兼安 聡(執筆記事の一覧)

アプリケーションサービス部 DS3課所属
AWS認定全冠、認定スクラムマスター
広島在住です。今日も明日も修行中です。